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レポート

【ROMAN】時間無制限バーリトゥードで渡慶次がチョープを115秒TKO、セネガル相撲ババカールが誠吾を18秒TKO、道衣着用MMA、ヒールフック・スラミングありROMAN柔術ルールも

2024/10/14 13:10

▼ROMAN JIUJITSU(ROMAN柔術)61.2kg 7分
×江木伸成(LEOS)
[3分23秒 腕十字]

〇鍵山士門(QUIP)※道衣チェック減点1

 柔術マッチのメインを務める森戸率いるLEOSから参戦の江木は、国内外を問わず、柔術/MMAでも活躍する選手で柔道経験もある。今大会前には海外で大幅に体重超過をした選手相手に敵地で勝利するなど、メンタルの強さも証明し勢いに乗る。

 その幅広い格闘技経験からROMANの新柔術ルールにも難なく対応することは間違いなく、今後、道衣MMAの試合も見てみたい期待のオールラウンダーだ。

 一方の鍵山は、彼の話題が出る時、必ずその端正な顔立ちと彫刻のような肉体美が噂になる男で、鍵山を知る多くの柔術家たちは皆異口同音に『スラミングが解禁された鍵山は恐ろしい』と、その背筋力に言及する。

 BJJのトップ選手でありながら、BJJでは厳しく使用が禁止されるスラミングを恐れられるとは興味深い。鍵山は真の適性があるルールに巡り合ったのか。世界の柔術の本流であるブラジリアン柔術とは違ったROMAN柔術ならではの展開が見られそうな一戦だ。

 引き込み、外掛け、50/50の江木はベリンボロへ、胸を合わせた鍵山は足を左脇を差してパスガード、腕十字を極めた。

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