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レポート

【ROMAN】時間無制限バーリトゥードで渡慶次がチョープを115秒TKO、セネガル相撲ババカールが誠吾を18秒TKO、道衣着用MMA、ヒールフック・スラミングありROMAN柔術ルールも

2024/10/14 13:10

▼ROMAN JIUJITSU(ROMAN柔術)74.8kg 7分
〇大浦マイケ(IGLOO)
[3分40秒 十字絞め]

×寒河江寿泰(寿柔術分)

 足関節を中心に試合を組み立てる寒河江にとって、ヒールフックやニーリーピングに制限がなくスイープが評価の対象にならないROMAN柔術はブラジリアン柔術よりも実力を発揮出来るルールであろう。

 一方オールラウンダーのマイケは、常にいかなるポジションからも攻め続け派手なムーヴで見る者を魅了する事が出来る技巧派で天才肌の選手。

 多彩な攻めを持つマイケか。いかに追い込まれようとも全てをひっくり返す武器を持つ寒河江か。

 余談ながら、次回大会以降での道衣MMA参戦に興味を示すマイケと、掌底での攻撃があるコンバット柔術にもチャレンジして来た寒河江は、柔術やグラップリングという得意分野のみならず、そこから一歩を踏み出す強さを追求している。

 そんな彼らの姿勢が試合内容にも現れるハズで、職人vs.ファンタジスタの対決は今大会大注目の一戦となる。

 シッティングガードの寒河江は、潜り足足関節、ヒザ十字へ。ヒザに組ませず、トップのマイケはマウント奪い、十字絞めで一本勝ち。

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