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【KNOCK OUT】波乱に見舞われた前日計量。3名の体重超過と会場に姿を現わさなかった選手も、二冠王・久井大夢がまさかの代打に名乗り

2024/10/11 15:10
【KNOCK OUT】波乱に見舞われた前日計量。3名の体重超過と会場に姿を現わさなかった選手も、二冠王・久井大夢がまさかの代打に名乗り

前売りで指定席は完売、満員の中で行われる今大会だが不安を残した

 2024年10月12日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.5』(U-NEXT配信)の前日計量が、11日(金)都内にて正午より行われた。

 指定席は前売りで完売となり、当日販売の立ち見券のみとなった今大会だが、前日計量は波乱の連続となった。


【写真】リオスは会見前に100グラムオーバー、計量リミットまでに何とかクリア出来そうだ

 まず、セミファイナルのスーパーファイトKNOCK OUT-REDライト級3分3R延長1Rで対戦する、重森陽太(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDライト級王者)は62.15kgでパスも、対戦相手のマルコス・リオス(アルゼンチン/ISKAムエタイ・アルゼンチン・スーパーライト級王者)が62.8kgで300グラムオーバー。記者会見直前に再計量が行われたが62.6kgで100グラムオーバーとなった。14:00の計量リミットまでのパスを目指す。(追記:規定時間内に無事パス)


【写真】ぱんちゃんは記者会見前の3度目の計量で無事パス、笑顔を見せた

 第7試合のKNOCK OUT-BLACK女子-48.0kg契約3分3R延長1Rのぱんちゃん璃奈(フリー/初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級&アトム級王者)は1度目が48.05kgでわずかに50グラムオーバー、2度目も同じだったが、記者会見前の3度目の計量で48.0kgのジャストで無事パス。


【写真】美伶の2.5kgオーバーを見て苦笑するぱんちゃん

 しかし、対戦相手の美伶(WARRIOR OSAKA)は到着遅れで定刻になっても現れず、記者会見が終了した13:37分頃に会場へ現れて計量。その結果は50.5kgで2.5kgオーバーとなり、14:00までのパスは絶望的となった。

 さらに、プレリミナリーファイト第2試合のKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級3分3Rで辰次郎(Sports 24=59.9kgでパス)と対戦するアックス斧田(KIBAマーシャルアーツクラブ)は計量リミットの14:00になっても会場に姿を現わさず、公式試合不成立は決定的に。(追記:斧田がドクターストップのため試合中止)


 山口元気KNOCK OUT代表は会見の冒頭で「余談ですが、久井選手のお父さんから『斧田選手の体重が落ちなかったらいつでも大夢を行かせます』との申し出がありましたが、それはさすがに…」と、もし斧田が計量をパス出来なかったらU-NEXT配信で解説を務めるKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級&ライト級王者・久井大夢(TEAM TAIMU)が代わりに出場するとの申し出があったことを明かした。

 久井は9月21日に福岡で試合をしたばかり。以前にも龍聖の対戦相手が大会直前に欠場となった時に、代わりに出場すると手を挙げて龍聖と戦ったことがあり、今回も“KNOCK OUT愛”があるところを見せつけた。

<計量結果>

▼メインイベント KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦 3分3R延長1R
チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)=57.45kg
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)=57.45kg

▼セミファイナル スーパーファイト KNOCK OUT- REDライト級 3分3R延長1R
重森陽太(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDライト級王者)=62.15kg
マルコス・リオス(アルゼンチン/ISKAムエタイ・アルゼンチン・スーパーライト級王者)=62.8kg→62.7kg→62.6kg(0.1kg超過)

▼第8試合 スーパーファイト KNOCK OUT- BLACK-55.5kg契約 3分3R延長1R
古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者)=55.45kg
國本真義(MEIBUKAI/HOOST CUP日本バンタム級王者)=55.45kg

▼第7試合 KNOCK OUT- BLACK女子-48.0kg契約 3分3R延長1R
ぱんちゃん璃奈(フリー/初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級&アトム級王者)=48.05kg→48.05kg→48.0kg
美伶(WARRIOR OSAKA)=50.5kg(2.5kg超過)

▼第6試合 KNOCK OUT OFG-RED女子スーパーバンタム級 3分3R延長1R
鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)=54.9kg
ルークナーム・コーコムキョウ(タイ)=53.25kg

▼第5試合 KNOCK OUT-BLACK ウェルター級王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
渡部太基(TEAM TEPPEN/第4代Krushウェルター級王者)=67.45kg
西川康平(8ball fitness)=67.4kg

▼第4試合 KNOCK OUT-BLACK ウェルター級王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
漁鬼(SHINE沖縄/TENKAICHIウェルター級王者)=67.4kg
中島 玲(フリー)=67.4kg

▼第3試合 KNOCK OUT- BLACK女子-57.0kg契約 3分3R延長1R
浅井春香(フリー/NJKFミネルヴァ スーパーバンタム級王者)=56.85kg
小倉えりか(My Way Spirits)=56.35kg

▼第2試合 KNOCK OUT- REDスーパーウェルター級 3分3R延長1R
MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM/元WPMF日本ウェルター級王者)=69.8kg
高橋幸光(飯伏プロレス研究所)=69.9kg

▼第1試合 KNOCK OUT- BLACKライト級 3分3R延長1R
大谷翔司(スクランブル渋谷/元JAPAN KICKBOXING INNOVATIONライト級王者)=62.45kg
宮本雅大(ハーデスワークアウトジム/BOM 67kg王者)=62.35kg

▼プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT- BLACKスーパーフェザー級 3分3R
アックス斧田(KIBAマーシャルアーツクラブ)=※到着遅れ
辰次郎(Sports 24)=59.9kg

▼プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT-REDフェザー級 3分3R
富田エレデネ(クロスポイント吉祥寺)=57.45kg
佐藤優樹(Katana Gym)=57.4kg

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