緊張感あるフェイスオフから一転、コメント時の替え歌の止まらないリフレインに、3回目で山内から窘められる松場。（C）POUNDOUT
2024年10月5日（土）千葉・幕張メッセ 国際展示11ホールにて、髙谷裕之が旗揚げする『POUNDOUT』第1回大会（高谷裕之YouTube配信）の前日計量が4日、津田沼にて行われ、プロMMA9試合の18選手全員がパスした。
“POUND”を冠する大会らしく、『POUNDSTORM』の流れを汲むような高谷代表のこれまでの人脈、『格闘DREAMERS』『格闘代理戦争』参戦ファイター、そして、昨今のMMAで評価の高いストライキングの強者たちが集い、さらにGRACHANファイター、千葉ベースの実力者たちが揃う大会。各選手のフェイスオフ、計量後コメントは以下の通りだ。
▼フライ級 5分2R・延長1R
山内 渉（FIGHTFARM/修斗世界フライ級6位）57.0kg
松場貴志（パラエストラ加古川/第2代GRACHANフライ級王者/現フライ級4位）57.1kg
松場「メインイベンターとして伝えたいことがあります。一言言わせてください。『ようこそ、ここへー、遊ぼうよ“パンドアウト”、胸の林檎むいて』（※3回繰り返そうとしたところで山内に『リカバリーしなくちゃいけないんで』と止められ）明日は、山内選手……何だっけ、疲れちゃった……あっ、太陽系で一番、いや銀河系で一番、明日ははしゃぎましょう」
山内「（苦笑しながら）まあ、動揺しすぎないように、メインらしい試合をして会場を盛り上げるんで、明日はよろしくお願いします」
2023年11月の修斗世界フライ級チャンピオン決定戦で、新井丈と年間ベストバウト級の死闘を繰り広げた山内渉（FIGHTFARM）が約1年ぶりに復帰。
山内は、元GRACHANフライ級王者でレスリングを基盤とするグラップラー松場貴志（パラエストラ加古川）と対戦する。松場は2024年2月の『GRACHAN67』で御代川敏志の投げに3R 左腕脱臼で負傷TKO負けからの再起戦となる。
