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2024年10月5日(土)『K-1 WORLD GP 2024』(エディオンアリーナ大阪)の第11試合 「K-1スーパー・ウェルター級・3分3R延長1R」に出場するゾーラ・アカピャン(アルメニア/Gridin Gym)のセコンドとして来日したチンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン/ベラルーシ)が、4日のK-1の前日会見に登壇。海外でONE Championshipとの関係が報道され、去就が注目されるなか、今回の来日の目的を説明した。
壇上のK-1のカルロス菊田プロデューサーから、「ONEから英語で言うと『ワーニング』(警告状)のようなものが来ました。ゾーラ・アカピャンのセコンドでチンギス・アラゾフさんが来ています。そのことについてONEからクレームをいただいたんですけれども、セコンドで来ているチンギスさんに(ついて)、我々にこのようなメールを送るのはマナー違反。このメッセージにつぃて答えると、我々はアカピャンのセコンドにチンギスさんが来ているという事実を知っているだけです。アラゾフさんがひと言いいたいということなので、こちらの方に」と紹介されたアラゾフ。
壇上に上がりマイクを握ったアラゾフは、「明日K-1の素晴らしい大会を迎えられることを楽しみにしています。私が日本に来た理由は、チームメイトで仲間のゾーラ・アカピャンが試合をします。そのサポートのために来ました。K-1は思い入れのある大会で私もトーナメントで優勝しています。素晴らしい大会なので明日も盛り上がって最高の舞台になるのを楽しみにしています。改めて『私は明日、仲間のセコンドとして彼をサポートします』。素晴らしい大会になると思うのでチームの皆さん、頑張ってください」と、来日の目的をあらてめて説明。アカピャンの活躍に期待を寄せた。
第2代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のアラゾフは2021年4月にONE初参戦。2022年3月にシッティチャイ・シッソンピーノンに勝利を収めフェザー級キックボクシング世界GPを制した。2023年1月の『ONE Fight Night6』では王者スーパーボンに挑戦。2R・KO勝ちを収め第2代ONEフェザー級王者に。2023年8月にはマラット・グレゴリアンにも判定勝ちを収め、王座初防衛を果たしている。
今回アラゾフがセコンドにつくアカピャンは、24年3月『K-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦』でK-1初出場でタラス・ナチュックに判定勝ち。続く7月の準々決勝でカスペル・ムシンスキに判定負けを喫している。今回は、3月に和島大海をKOに下したダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)と対戦する。