2024年10月5日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 WORLD GP 2024』に出場するジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team))が来日。大阪の正道会館総本部にて最終調整を行っている。
早朝からトレーニングを積んでいるというバンナは、2日(水)には石井館長と共に京都へ。目的はK-1で共に戦った戦友である故アンディ・フグ(スイス)の墓参りだった。
バンナはアンディの墓石に手を置くと「アンディ・フグ。あなたが天国でも幸せでいる事を願ってるよ。日本とK-1のために偉大な功績を残してくれてありがとう。あなたの妻と息子も幸せである事を願ってる。今週土曜、俺はK-1大阪大会で戦う。あなたのK-1スピリットを胸にリングに上がるよ。押忍!」と墓前に誓った。
【写真】アンディが眠る墓前で手を合わせるバンナ(C)ジェロム・レ・バンナ 石井館長も自身のSNSにてバンナと共に墓参りに訪れたことを報告し、「アンディ・フグも喜んでました。風で知らせてくれました。ジェロム・レ・バンナありがとう」と綴った。
アンディとバンナは1995年12月に一度だけ対戦したことがあり、その時はアンディが判定で勝利している。
墓参りの後は、2023年12月に51歳でなくなった元K-1日本人ヘビー級ファイターのタケル(本名・森史郎)がオーナーを務めていた「1ポンドのステーキハンバーグ タケル」を訪れ、ステーキの夕食。旧友たちとの絆を大事にするバンナだった。
バンナはアンディのK-1スピリットを胸に、12月のK-1無差別級GP決勝トーナメント進出を懸け、K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)と対戦する。