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レポート

【ビッグバン】6年ぶり出場の良星が王座に返り咲き、野村太一がFUMIYAを衝撃の12秒KO

2024/10/01 00:10
Bigbang・統一への道 其の502024年9月29日(日)東京・後楽園ホール ▼メインイベント第2試合(第13試合) Bigbangスーパーバンタム級王座決定戦 ビッグバンルール 3分3R〇良星(=らすた/KSRジム/第4代Bigbangスーパーバンタム級王者)判定2-0 ※30-30、30-29、30-28×内田 晶(チームタイガーホーク)※良星が新王座に就く。  当初、Bigbangスーパーバンタム級王者・一航(新興ムエタイジム)が内田を挑戦者に迎えて3度目の防衛戦を行う予定だったが、一航が怪我で欠場し王座を返上したことを受け、代替選手として良星が出場することとなった。  2016年9月に大野貴志に勝利し第4代Bigbangスーパーバンタム級王者に輝いた良星は3度の防衛に成功して以降、現在RISEを主戦場に。9月8日のRISEで彪司に勝利、3週間のショートスパンで今回の試合に臨むこととなる。対する内田はK-1グループを主戦場とし、Bigbang初参戦。  1R、どっしり構える内田に対し、良星は動き回ってローを散らす。内田は左ミドルを返すが、スピードのある良星は高速コンビネーションを次々に当てていきペースを掴む。  2Rも、ロー、ミドルと速い攻撃の良星に、内田は左ミドル、ボディブローと随所で攻撃を返していく。良星は疲れが見えてきたか、手が出なくなった。打ち合いの中で、内田は左まぶたをカットし流血。  3Rには良星がひたすら動き続きながら多彩な攻め。内田は接近戦で左ミドル、パンチを当てていく。最後まで手数を出し続ける良星が接戦を制した。  王座返り咲きの良星は「僕は人に恵まれています。これからも仲間たちと強くなって、仲間も強くしていきます。これからも応援よろしくお願いします」とあいさつした。 [nextpage] ▼メインイベント第1試合(第12試合) Bigbangウェルター級王座決定戦 ビッグバンルール 3分3R延長1R ×FUMIYA(E×F)KO 1R 0分12秒〇野村太一(K.Bスポーツジム)※野村が新王座に就く。  K-1グループを主戦場とするFUMIYAは勝った試合全てがKOという驚異的な戦績を誇るハードパンチャー。Bigbangでは初代ウェルター級王者・山際和希を2度KO、第5代王者・小川健晴にもKOでリベンジを果たしている。今回初戴冠なるか。対する野村は11戦7勝(1KO)4敗の戦績を持ち、ほぼBigbangで戦績を重ねてきた。前戦となった2月のRISEでは麻火佑太郎に判定負けを喫し、今回、再起戦を迎える。  1R開始早々、FUMIYAの右ローに、野村が右フックをクリーンヒット。この一発でぐらつくFUMIYAに、野村は一気にラッシュを仕掛けて追撃の右フックを当てると、FUMIYAは豪快にダウン! 秒殺KOで野村が念願のBigbang王座を獲得した。 [nextpage] ▼第11試合 フェザー級 ビッグバンキックルール 3分3R ※ヒジあり×駿太(谷山ジム/第3代Bigbangスーパーフェザー級王者)判定0-2 ※29-29、28-29×2〇竹添翔太(インスパイヤードモーション/第7代Bigbangフェザー級王者)  70戦42勝(12KO)24敗4分のキャリアを誇る42歳の駿太は昨年12月のSuper Bigbangで2年4カ月ぶりに復帰し、元NJKFスーパーバンタム級王者のTAKAYUKIに判定勝利を収めた。対する竹添は今年3月のBigbangで久保一馬とのフェザー級王座決定戦を制して新王者に輝いた23歳。今回、ベテランファイターにヒジありでの一戦に臨む。  1R、右ロー、左インローと速い攻撃の竹添に、駿太は右ミドル。組みの展開では互角の展開に。2R、右ミドルを当てて距離を取りたい竹添に、駿太はしつこく組み付いて首相撲からのヒザ・ヒジでペースを掴む。  3R、竹添も首相撲の展開を仕掛けてヒジを見舞うと、駿太は左まぶたをカットし流血も。駿太は負けじと首相撲からのヒジ、ヒザを返していくが時間切れ。  僅差の判定で勝利した竹添は「今回後楽園ホールで初のヒジありでしたが、12月1日のSuper Bigbangでの防衛戦ではバチバチに打ち合いたいです」とアピールした。 [nextpage] ▼第10試合 67.5kg契約 ビッグバンルール 3分3R△山際和希(谷山ジム/初代Bigbangウェルター級王者、第7代Krushウェルター級王者)ドロー 判定1-0 ※30-29、29-29、30-30△水上陽生(ポゴナ・クラブジム)  前回6月大会で昇也に判定負けを喫した山際が再起戦。対する水上はWCLtuch ウェルター級王者・狂介に2RKO勝利し、戦績は9戦2勝(2KO)6敗1分。ベテラン狩りに挑む。  1R、パンチで前進する水上に、山際は右ミドルで距離を取る慎重な攻め。2Rも、パンチでKO狙いの水上だが、山際はパンチを返しつつミドルを当てていく。3R、水上のパンチラッシュを凌いだ山際はロー、ミドルをこつこつ当てていくが攻めあぐねる。お互いに決定打はなく、ドローに終わった。  [nextpage] ▼第9試合 70kg契約 ビッグバンルール 3分3R×山崎陽一(KIKUCHI GYM/第3代Bigbangスーパーウェルター級王者)判定0-2 ※28-28、28-29×2〇松下大紀 (BELIEVE MAN)  2018年に一度引退した山崎は2022年に復帰し、Krushで1勝3敗。対する松下は11勝のうち8つのKOを持つ強打者だが、前回6月大会の久々の試合ではKONZISIBADBOYに僅差の判定勝ちを収めた。  1R、松下がパンチラッシュを仕掛けて右ストレートでダウンを奪う。その後のラッシュを耐えた山崎がミドルを返すなど反撃。2R、接近戦での打ち合いとなり、山崎はヒザを当てて松下を削っていく。3R、お互いに額をつけながらの打ち合いで、山崎はボディから左右フック、松下も右ストレートを返す。最後まで激しい打ち合いとなり、松下が判定勝ちした。 [nextpage] ▼第8試合 スーパーフェザー級 ビッグバンルール 3分3R〇龍斗(RAUSU GYM)判定3-0 ※30-29、30-28×2×紀州のマルちゃん(武勇会/INNOVATIONライト級王者)  1R、右のミドルを随所で当ててリードする龍斗。2Rにはマルちゃんが左右フックで前に出るも、龍斗は手数で応戦し一歩も譲らない。3R、パンチ連打のマルちゃんに、龍斗は左ストレート、右の三日月蹴りで削っていく。龍斗が判定勝ち。 [nextpage] ▼第7試合 スーパーフェザー級 ビッグバンルール 3分3R〇田中 聡(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)TKO 3R 1分37秒 ※レフェリーストップ×内野々竜一(都城大叶ジム)  元ボクシング日本ランカーの内野々に、田中は1Rから右ローを集中打。2R、ローを効かせられながらもパンチ勝負の内野々に、田中は徹底したロー攻めとハイキックも当てていく。3R、田中のローキック連打で内野々は防戦一方となったところで、レフェリーがストップ。田中のTKO勝ち。 [nextpage] ▼第6試合 フェザー級 ビッグバンルール 3分3R×修羅斗(谷山ジム)判定0-3 ※28-29、27-29×2〇湯本剣二郎(team NEO)) ▼第5試合 フライ級 ビッグバンルール 3分3R×小林拓斗(T.G.Y)判定0-3 ※28-30×2、27-30〇元太郎(IDEAL GYM) ▼第4試合 スーパーフェザー級 ビッグバンルール 3分3R△夏気(VRKGYM)ドロー 判定1-0 ※29-27、28-28×2△岡田響也(真樹ジムAICHI) ▼第3試合 65kg契約 ビッグバンルール 3分3R△寛樹(谷山ジム)ドロー 判定0-1 ※28-30、29-29×2△ヤンマイケル(ルーマニア/ウェストスポーツジム) ▼第2試合 フライ級 ビッグバンルール 3分3R△西槇隼汰(POWER OF DREAM)ドロー 判定0-1 ※28-28×2、27-28△坂本侑生(ファイティングアカデミー ドラゴンテイルジム) ▼第1試合 フェザー級 ビッグバンルール 3分3R×深谷 匠(T.G.Y)※デビュー戦KO 2R 1分06秒〇勇人(NUMBER NINE)
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