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2024年11月17日(日)に愛知・ポートメッセなごや第1展示館にて『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』(12:00開場/14:00開始予定)の開催が決定。
9月29日(日)の『RIZIN.48』さいたまスーパーアリーナのリング上にて、名古屋大会の一部対戦カードが発表された。
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)の参戦が決定。ケラモフは、2023年11月の『RIZIN LANDMARK 7』アゼルバイジャン大会での鈴木千裕戦でのKO負け以来のRIZIN復帰となる。同大会におけるトラブルから拘留されていたが、懲役6カ月を経て拘留が解け、来日が決定した。対戦相手は後日発表される。32歳。
また、イゴール・タナベがヘビー級(120kg)に階級を変えて参戦することを発表した。リングインしたイゴールは「前回の試合からウェルター級でやるつもりでやっていて、全然、うまくいかなくてこのままじゃあ試合ができなくて、上の階級でやることにしました。さらに強くなった僕を応援よろしくお願いします」と語った。対戦相手は未定。
▼RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)5分3R
浜崎朱加(AACC)
シン・ユリ(team GENIUS)
浜崎は、初代・第3代RIZIN女子スーパーアトム級王者。元Invicta FC世界アトム級王者。元JEWELSストロー級王者。
2018年大みそかの『RIZIN.14』の初代RIZIN女子スーパーアトム級王座決定戦で、浅倉カンナを腕十字に極めてRIZIN王座を獲得したが、2019年大みそかにハム・ソヒにスプリット判定負けで王座陥落。2021年3月にハム・ソヒが返上した王座を巡り、浅倉と再戦。スプリット判定で王座についた。
2022年4月の『RIZIN.35』で伊澤星花の挑戦を受け、判定負けで王座陥落。2022年7月『RIZIN.37』でジェシカ・アギラーに判定勝ちで再起を飾るも、2022年9月の『RIZIN.38』でパク・シウに判定負けして以来、約2年2カ月ぶりの復帰戦となる。42歳。
対するシン・ユリは、第2代ROAD FC女子アトム級王者。キックボクシングをベースに、2019年12月の『ROAD FC 57』でハム・ソヒが返上したアトム級のベルトを賭けてパク・ジョンウンと対戦し、1R TKO負けを喫したが、21年9月の再戦で判定勝ちで王座獲得。
その後ベルトを返上し、引退していたが3年の空白を経て24年3月『RIZIN LANDMARK 9』でRIZIN初参戦。RENAと判定まで持ち込むも敗れた。今回、RIZIN2戦目にして元RIZIN王者・浜崎朱加と対戦するチャンスを掴んだ。30歳。
▼RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R
昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)
芦澤竜誠(フリー)
昇侍は、2022年7月に緊急参戦したヤン・ジヨン戦の一本負け以来、2年4カ月ぶりの復帰戦。ジヨン戦で右前腕部の尺骨を骨折し、2度の手術を経て、RIZINマットに戻る。
初代ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍は、2021年9月の『RIZIN.30』で66.0kg契約で鈴木千裕と対戦。カウンターの左フックで20秒 TKO勝ち。その後もフェザー級で萩原京平、鈴木博昭、ジヨンに3連敗。今回は61kg契約で芦澤竜誠と対戦する。41歳。
芦澤は、K-1 WORLD GP 第2代フェザー級王座決定トーナメント第3位から、MMAに転向。2022年6月の『THE MATCH 2022』でYA-MANとのオープンフィンガーグローブマッチで1R KO負け。2023年4月『RIZIN.41』のキックルールで皇治にスプリット判定勝ち。大晦日にMMAデビューし、太田忍に1R KO負け。2024年7月の『超RIZIN.3』でMMAルールで皇治と再戦し、判定3-0で勝利した。ベテランの昇侍と対戦する今回、漢気ある真っ向勝負を挑む。
さいたまのリング上で芦澤は「前の試合不発だったんで、次、12月まで待てない。昭和のイケてる男と、平成のぶっ飛んでる俺が、バチバチの殴り合いしますよ。リスペクトしているんで。ブチ殺しますよ」とマイク。
昇侍は「名古屋で復帰戦。これが最後になっても構わない気持ちで、どっちかが生きて、どっちかが死ぬようなファイトをやるんで、よろしくお願いします」と意気込みを語った。
なお、10月19日(土)に、横浜BUNTAIにて『JAPAN MARTIAL ARTS EXPO』が、巌流島、QUINTET、K-1、RIZIN の合同で開催されることも発表されている。