2024年9月29日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX 2024』の前日計量が、28日(土)都内にて正午より行われた。
第14試合のスーパーファイト-63kg契約3分3R延長1Rで対戦する、与座優貴(team VASILEUS/K-1 WORLD GPライト級王者)は62.75kg、ペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ/Petchyindee Academy/ONEキックボクシング世界フライ級王者)は62.7kgで計量をパス。
ペッダムは「初めての日本なので、とてもワクワクしています。(与座と)実際に向かい合って見て、対戦できることを嬉しく感じました」とコメント。与座も「自分も明日、ようやく戦えるんでワクワクしています。印象は、リーチがあって手足長いなと思ったので楽しみです」と、互いにワクワクしているとした。
「日本の環境や気候に早く慣れて調整したいと思っていましたので、22日に来日しました」と万全を期しているペッダムはK-1ルールについて「適応できるようにやってきました。どんなルールでも適応できると思っています」と自信を覗かせる。
また「今回は進化するために、いいチャンスだと思っています。次回以降、チャンスがあればチャンピオンの座を狙いたい」とK-1王者を狙うと意欲を見せた。
迎え撃つ与座は27日にあった武尊の復帰戦を見て「最高の勝ち方でバトンを渡してくれたので、そのバトンをいいKOをして(第15試合の寺田)匠につなげて、VASILEUS全員で勝ちたいと思います」と刺激を受けたという。
ペッダム戦が決まった時の心境を聞かれると「元々所属していたジムがムエタイ寄りのジムで、彼の試合は参考にしていました。まさか、K-1の舞台で戦えるとは思わなかったので嬉しかったですね」と参考にしていた選手だと明かし、「ポイントをとるのがうまいなという印象があります。あと、以前ペッティンディージムで練習をしたことがあるんですけど、その時にペッダム選手がいなくて、そういう戦う運命だったのかなと思っています」とのエピソードも。
勝利のポイントは何か、との質問を受けると「ポイントはないです。自分は倒すので」とKOしか考えてないとする。
そしてK-1王者として「チャンピオンなので強さの象徴でいないといけないと思っています。いいカードがある中で、一番目立とうと思っています」と語った。