2019年9月16日(月・祝)千葉・幕張メッセ・イベントホールで開催される『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』の前日計量&記者会見が、15日(日)都内にて14:00より行われた。
セミファイナル(第11試合)で「RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament決勝戦」を争う、RISEライト級王者・白鳥大珠(TEAM TEPPEN)は60.95kg、元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・梅野源治(PHOENIX)は60.95kgでそれぞれ計量をパス。
計量後の記者会見に臨んだ白鳥は「本当にもう明日はやるだけって感じで。梅野選手も見た感じ仕上げているなって印象です。梅野選手はここまでサウスポー対策でパートナーを呼んで、調子を最高に仕上げているようですが、その梅野選手を倒そうと思うとワクワクしています。時代を変えるとの覚悟を持っているので楽しみにしていてください」と、日本のムエタイ&キックボクシング界をリードしてきた梅野を倒して時代を変えると言い放つ。
迎え撃つ梅野は「明日は白鳥選手と決勝を戦うにあたって、今回はパートナーとしてK-1の元世界チャンピオン2人に凄く協力してもらって白鳥選手の研究もしてもらいました。キツかったですが毎日スパーリングを重ねて対策を練ってきました。たくさんの協力があって明日リングに上がります。最高の準備をしてきたので明日は2人でいい試合をしましょう。印象はイケメンだなって(笑)。それだけです」と、充実した準備ができたからか余裕の笑み。
白鳥は決勝のカードが決まった時から梅野をKOすると意気込んでいるが、梅野は「僕のKO負けはないんじゃないですか」と話す。
「白鳥選手が何を考えているかは全部分かる。蹴りに合わせてのパンチ、インローを蹴って動いてパンチを打って飛びヒザ…彼は蹴りでは戦わないと思う。彼がやることは分かっています。僕にはテクニックがあるので何をすればパンチをもらわないかは分かる。それが経験。彼はやれば分かると思う。驚くと思います。これだけ当たらないんだ、と」とテクニックで翻弄すると自信を見せた。
それを聞いた白鳥は「やることは今言った通りです」と、梅野の指摘が図星だったと認めるが、「当てる自信はある。逆に梅野選手がビックリするんじゃないですか。1R目でそう思うでしょう。絶対に当てます。そして倒します」と、それでも攻撃を当てて倒すと譲らなかった。