超新星として期待される秋元
2024年9月29日(日)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents RIZIN.48』に出場する選手の個別インタビューが、27日(金)都内にて行われた。
第3試合のバンタム級(61.0kg)5分3Rで、金太郎(アメリカン・トップチーム)と対戦する秋元強真(JAPAN TOP TEAM)が出席。
秋元は、幼少期にボクシングを1年間習い、その後8年間サッカーを経験。14歳の頃、朝倉兄弟に憧れ、中学卒業を機にプロを目指しパラエストラ柏(現THE BLACKBELT JAPAN)でMMAを始めた。アマチュア6戦全勝で、プロ3連勝後にJAPAN TOP TEAMへ移籍。2024年5月には朝倉未来推薦選手として『格闘代理戦争』に出場し、アラン“ヒロ”ヤマニハに2R、右ボディを効かせてTKO勝ちするアップセットを起こした18歳。
金太郎選手は選択肢として組むしかなくなる
「いい感じの緊張感があって早く計量したいです」
――RIZIN初参戦の反響は?
「ずっと目標にしていた舞台なので、その目標を応援してくれた人たちも会場に来てくれるので反響はだいぶありました。100人近く来てくれます」
――対戦相手の印象は?
「フィジカルが相当強いなっていうのと、一発もらったら危ない攻撃を持っている」
――試合のテーマは?
「まだ年齢も年齢で、実力を証明できていないので圧倒的な実力で勝って実力を証明したい」
【写真】ヒロ・ヤマニハをTKOする番狂わせを起こした
――どんな展開を予想する?
「金太郎選手は選択肢として組むしかなくなる。組んでも消耗するだけなので最終的にKOしたい。スピードとリーチの差もだいぶあるので、ボクシング技術は自分の方があると思うのでそれを試合で見せられたら」
――証明できていないというのは力を出し切れていないということ?
「前回のヤマニハ選手との試合はだいぶ出来たと思うけれど、周りからは相手のコンディションが悪かったから勝てたんじゃないかって声もあるので。今回勝てば証明になると思うので、証明するいい機会かなと」
――朝倉海選手がセコンドに就くとのこと。どんなアドバイスを?
「自分は大きい舞台が初めてなので、大きい舞台での戦い方、心境的なものからいろいろ教わっています。元々ガチガチになるタイプではないので問題はないかなと思います」
――バンタム級王座はいつまでに獲りたい?
「10代のうちに巻きたいなと思っているので、今回勝って来年あたりにベルトを巻けたらいいかなと」
「あまりなくて。スプラトゥーン3をやりまくっていました。そういう楽しみはあまりないかな。試合後にみんなに祝勝会をしてもらう、そのために頑張っているみたいな感じです」
――バンタム級王座のその先の夢は?
「海外も将来的には行きたいと思いますが、今は全く考えていないのでバンタムを獲ったらフェザーも獲りたいです」
――身長もまだ伸びていると思うが今は?
「179くらいです」
――公開練習では2RまでにKOと言っていたがその意図は?
「1Rに慌てて行きすぎると、相手は反応がいいしカウンターも下手ではないので、最初に行き過ぎるともらった時に危ないと思うので。1RにKO出来るタイミングあれば行きますけれど、確実に倒せるのは2Rかなということです」
――vs.サウスポー対策は?
「元々自分はサウスポーの方が得意なので。全く問題ないかなと」
――テイクダウンディフェンスに自信は?
「ディフェンスには自信があるし、自分から行ってもテイクダウン出来る自信があるので。金太郎選手もATTでレスリングが強くなっていると思いますが。自分もビリーコーチと一緒にやっているので全然問題ないです」