2024年10月5日(土)都内某所にて開催が決定したYA-MANプロデュースの全試合オープンフィンガーグローブキックボクシングマッチ『FIGHT CLUB.2』にて、YA-MAN(TARGET SHIBUYA)vs.木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle Box))の対戦が決まった。
試合はオープンフィンガーグローブ着用、72kg契約3分3Rで行われる。
9月18日(水)に行われた対戦発表記者会見で、木村に有利な契約体重(YA-MANは66kg)について聞かれたYA-MANは「別に。これに関しては喧嘩だと思っているので、ストリートファイトでどっちが強いんだってところを見せたいので、そこに体重は関係ないし、キックボクシングに階級とか関係ないと思っているので何kgでもやりますよって感じですね」と、気にならないとした。
70kg代は昨年の朝倉未来戦以来のこととなるが「去年の未来さんとの試合も70kgでやっているので、逆に動きいいなみたいな。減量しない方が俺は強いんですよ。下手な減量とかすると余計に動きが落ちるので。66kgよりも速さとかパワーは減量しない方があるのでむしろ調子がいい。階級というものを気にしないで出来るので。だから全く問題ないです。それは前回の試合で分かったと思うので」と、むしろ減量がない方が調子がいいという。
木村は「72kgにしてくれたのは、シンプルにYA-MAN選手の漢気なのかなと思いますね。自分としては前の試合から期間がなくて、体重を落とすのが不安な中で提示した体重ではあるんですけれど、それをちゃんと受け入れてくれてこういう試合を組んでくれたのは純粋に感謝しています」とYA-MANの漢気を称え、「YA-MAN選手、最近はめっちゃ調子よく勝っているので体重の有利さよりかは、パンチは凄い危険だしリスキーだし、その対策とか準備することしか頭にないので、俺も体重のことはあまり気にしてないです。彼も身体が出来上がっていると思うし、体重も作って来ると思うので、そこってよりはシンプルにYA-MAN選手と対峙してどうするかに集中しています」と、自分も考えていないと話す。
自身のSNSに投稿されていたマッチョな身体について、身体が大きくなったのかと聞かれると「あれは映える角度で撮っただけです(笑)。身体は大したことないです。今はクリーンな身体を目指して綺麗にやっていますよ」と、写真だけだとした。
これにYA-MANは「SNSに上げている写真と会場で見たら全然大きさが違うし、そんなデカいとも思わないので。俺もデカくなっているし。だからフィジカルで負けるとは全く考えてないですね。むしろフィジカル勝負だったら俺の方が強いんじゃないかなと思っていますね」と、実物を見たらそうでもなかったとの感想。
「自分も総合を始めてかなり身体がデカくなっていますし、最近ウェイトトレーニングも始めて重量も上げられるようになってきているので、そこで負けるイメージが全くないですね」と、フィジカル勝負で引けを取らないとした。
今回、ドーピング検査を実施するつもりはないというYA-MANは「俺がやりたいって言えば何でもいいんじゃないですかね」と、以前にRIZINのドーピング検査で木村が陽性になったことは気にしないとし、「ドーピングはダメだと思いますよ。でも俺はファイターとして木村ミノルを信じている、やってないでしょ?」と木村に問いかけた。
木村は「大丈夫だよ。神に誓ってやってない」と答え、YA-MANは「ここはファイター・木村ミノルを信じてやるしかないですよね。個人としては何でもいいからやりたいというのが俺の意見ですね」と、木村を信じると話した。