(左から)常陸、中村、ペンジェー、カルメノフ
2024年9月8日(日)神奈川・横浜BUNTAI『RUF presents RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA』の前日計量&記者会見が、7日(土)都内にて13:00より行われた。
会見の第2部では、2025年に開催が計画されている-61.5kg世界トーナメントへ向けてのセレクションマッチに出場する4選手が登壇。トーナメントは1回戦・準決勝・決勝を3大会に分けて行うことも発表された。
▼第6試合 -61.5kg契約 3分3R延長1R
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/スーパーフェザー級2位)=61.55kg→61.5kg
アリシェル・カルメノフ(カザフスタン/Nural sports school)=61.1kg
カルメノフ
「また戻ってこれて嬉しい。2度目の参戦なので頑張りたい。この試合へ向けて準備してきました。来年も頑張りたい」
常陸
「過去一の仕上がりに持ってこれたので楽しみにしてください。絶対に倒します」
▼セミファイナル(第12試合)Super Fight! -61.5kg契約3分3R延長1R
中村 寛(BK GYM/第8代RISEライト級王者)=61.5kg
エン・ペンジェー(中国/仏山温拿拳館)=61.4kg
ペンジェー
「RISEに初めて参加できて嬉しく思います。明日は全力でやっていきたい」
続いての質疑応答では、トーナメント出場へ向けてどうアピールしたいかを聞かれ、各選手は次のように答えた。
カルメノフ
「トーナメントがあるということで参戦したい。明日、常陸といい試合を見せたい。常陸はいい選手で強いので全力を出して戦って、良い試合が見せられると思います。自分の全部を出し切りたい」
常陸
「明日はしっかり勝って、一緒にバチバチの打ち合いで盛り上げてもらいたい。そして、トーナメントに常陸が入らないとなってところを分からせたいですね」
ペンジェー
「まずは明日の試合を全力でやっていきます。相手を倒したいと思っている。そして来年はベルトを獲りたい」
中村
「とりあえず倒します。目の前のことだけを考えています。文句ない倒し方をすれば文句ないでしょう。僕だけ予選だとは思ってないです」
初来日となるペンジェーは未知なる中国人選手だが、「自分は中国でも上位ランクにいると思います」と言い、「日本へ来て一番強い選手に勝ちたい。中村の試合を見てパワーがある選手だと思うが、自信満々で倒したいと思います」と豪語する。
それに中村は「元気あるなって思って見ていました(笑)。声も大きくハキハキしていていい子ですね。でも、自分の人生が大事なのでボッコボコにします」と言い放った。
ペンジェーに謎の部分が多い事には「ファンから送られてきて、中国のサイトで映像を1試合だけ見ました。あとRISEが送ってきた動画を信号待ちで15秒くらい確認しましたね。強いよりは上手、負け知らずなので負けない戦い方を知っている選手。中国は層が厚いみたいですけれど、そこで39回やって39回勝っているので、勝ち癖が付いていると思うんですけれど、僕はリングで暴れまわるだけ。チームで役割を決めて(対策を)やってもらっているので僕は関係ないです」と、相手のことは気にしていないとの様子だった。