キックボクシング
ニュース

【RISE】白鳥大珠と中野椋太がバチバチの対抗意識「隣のヤツとは違う」(中野)「だったら俺とやればよかったんじゃないの?」(白鳥)、麻火佑太郎は世界王者コリンズに「勝つ自信しかない」

2024/09/08 01:09
 2024年9月8日(日)神奈川・横浜BUNTAI『RUF presents RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA』の前日計量&記者会見が、7日(土)都内にて13:00より行われた。  会見の第3部では、スーパーライト級(-65kg)の3試合に出場する選手たちが登壇。伊藤隆RISE代表は「年末の-65kgトーナメントの予選として行います。チャド・コリンズと白鳥大珠は出場が内定していますが、明日の試合いかんでは分からない。9月9日にトーナメントの記者会見を行いますが、この中から何名が会見に参加できるか」と、セレクションマッチであると告げた。 ▼第9試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R白鳥大珠(TEAM TEPPEN/同級2位、RISE WORLD SERIES 2019-61kgトーナメント王者)=65.0kgファーパヤップ・GRABS(タイ/GRABS)=64.5kg ファーパヤップ「RISEに初めて出られるので嬉しく思っている。皆さんに楽しんでいただける試合を届けたい」 白鳥「明日は査定試合なので比べられると思いますし、そこは気にせず自分らしく、誰が見ても白鳥がトーナメントにいて間違いないと思われる試合を見せたい。今、格闘技界って悪い流れ、暗いニュースに話題が行きがちですが、明日のRISEは素晴らしいカードが並んでいるし、そっちに話題を持っていくのが今後の格闘技には必要。そういう試合を見せたいと思います」 ▼第10試合 Super Fight! スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R中野椋太(誠至会/第3代RISEウェルター級王者)=64.8kgイ・ソンヒョン(韓国/RAON/スーパーライト級1位、第4代RISEミドル級王者、第2代RISEライト級王者)=64.9kg ソンヒョン「リベンジマッチなので、もっと強く必ず勝つ試合をお見せしたい」 中野「トーナメントに出るので必ず倒します。12月を楽しみにしていてください」 ▼第11試合 Super Fight! スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1Rチャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce/第2代RISE世界スーパーライト級王者、WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)=64.65kg麻火佑太郎(PHOENIX/スーパーライト級4位)=64.95kg 麻火「コリンズ選手がメリットのない試合を受けてくれたことに感謝したい。100%の自信を作ることが出来たので明日は勝ちます。期待してください」 コリンズ「ここに帰ってこれて興奮している。前回は負けてしまったけれど、厳しい練習を積んで新しいファイターになって帰ってくることが出来たと思っています。相手には感謝を伝えたい。それはなぜかと言うと、世界王者としてトップに立っている私に勝てると思って挑戦してくる日本人選手がいることでで、それを倒すことで私がトップだということを証明できるからです。そして私が勝ちます」  どんな勝ち方を望んでいるか、との質問に各選手は次のように答えた。 ファーパヤップ「明日の試合は勝つか負けるか分からないが、全力で挑むことを約束する。楽しい試合になることを約束します。キックとパンチを上手く使う」 白鳥「相手はキャリアも相当あるし、負けもそんなにない。今までにないパワフルな試合を見せて必ず倒します」 ソンヒョン「前回は倒されましたが、今回は相手をリングに倒したい」 中野「もう一回リングに倒して記憶を飛ばしてあげます」 麻火「相手はたくさんの修羅場を潜ってきたので独特な雰囲気を感じます。僕もそこへ向かっているところで、、ここを超えて上に上がっていく試合になる。世界王者ですが勝機はあるし、勝つ自信しかないので、勝って戦前の予想をを見返したい」 コリンズ「明日は覚悟が分かる試合になると思う。新しくどんなファイターになるかを証明して、最後の試合であるかのような覚悟を持って戦います。もう過去の戦績ですが、15連勝して前回負けて、二度とあの気持ちを味わいたくない。相手には地獄を見せます」 [nextpage]  麻火の独特なスタイルをどう見ているか、対応できる自信があるかと聞かれたコリンズは「今まで戦ってきたファイターはそれぞれがユニークなファイターだったと思っている。明日の対戦相手は特にスピード、そしてサウスポーであるところがとてもユニークだと捉えています。。しかし、私はサウスポーの相手が得意だし、世界でベストなサウスポーの相手を倒してきたので自信がある。そして、私はどんな試合でもゲームのプランを作って、それを信じて遂行していくということをしてきたので、明日もそれをしていくだけです」と、対策は万全だと答えた。  日本人3選手には、トーナメント出場選手に選ばれる上で誰を意識しているかとの質問。白鳥は「原口選手に関してはずっと言っている通り、やり返す気持ちがあるので意識しています。あと、ここにいる2人は明日の試合を見てみてかなと思っていますね。自分も内定となっていますけれど、自分は査定試合のつもりで挑むので気持ちは変わらないです」と、出場が決まっている原口健飛を最も意識しているとし、あとの2人は明日の結果次第とした。  するとここで中野が「僕は査定試合とか温い試合はしないので、ソンヒョンとしっかり決着をつけて生き残ってトーナメントに参戦します。隣のヤツとは違うので」と、隣にいた白鳥を指差した。  それはどういうことかと聞かれた中野は「(白鳥は)ソンヒョンにも負けているし、ベルトも持っていないしって感じなので。まあ、明日僕がしっかりソンヒョンを倒して全員しばくって決めているので楽しみにしといてください」と、白鳥が内定とされていることが気に入らない様子。  これに白鳥は「ソンヒョンに負けていると言いましたけれど、俺がこの間勝ったペトルに(中野は)負けているからね。だったら9月、俺とやればよかったんじゃないのって思うけれど。まあ、明日の相手は違いますからね。いつかしばきますよ」と返答した。  不穏な空気を漂わせた2人とは別に、麻火は「右にいる2人とはキャラが違うのであまりイケイケな発言を僕はしないんですけれど、原口選手がいま日本人トップと言われていて、ペットパノムルン選手は原口選手に3回勝っていて。その中で原口選手を目指していると言うのは違うと思うので、そこはしっかりペットパノムルン選手に勝ったチャド・コリンズ選手に勝つことで僕の価値が上がると思う。トーナメントや査定試合は関係なく、明日の試合に全てを懸けて勝ちたい」と、コリンズ戦に全てを懸けていると答えている。  またコリンズには、前回のミゲール・トリンダーデ戦の敗因と、どこを強化して戻って来たかとの質問が飛び、「どんな素晴らしいファイターにも負けはつきもの。個人的な楽しみはいかにカムバックするか。明日はその姿を見せます。私は63.5kgの王だと思っていますが、65kgでも自分の実力を十分に見せられると考えています」と語った。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.333
2024年7月23日発売
UFC6連勝で日本人初の王座を射程に入れた平良達郎、ペティス下した堀口恭司ら軽量級の雄を特集! RIZIN井上直樹×高木凌、K-1から金子晃大、玖村将史らを直撃。武尊×野杁×与座も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント