(C)ROAD FC
2024年8月31日(土)韓国のウォンジュ総合体育館にて『ROAD FC 69』が開催された。
日本からは、修斗世界ライト級王者のキャプテン☆アフリカ(総合格闘技道場コブラ会)が、グローバル70kgトーナメント準々決勝に出場し、パク・シウォン(韓国)と対戦。また、元GLADIATORフェザー級王者で2023年のグローバル63kgトーナメント決勝に進出し、キム・スーチョルと激闘を繰り広げた原口央(BRAVE)が、63kgトーナメント準々決勝で、イリスケルディ・ドゥシェフ(キルギス)と対戦した。
▼ROAD FC グローバル70kgトーナメント準々決勝 5分3R
〇パク・シウォン(韓国)7勝0敗 69.7kg
[1R 4分50秒 TKO] ※パウンド
×キャプテン☆アフリカ(日本)11勝6敗 69.6kg
キャプテン☆アフリカは、修斗、QUINTETで活躍するグラップラー。韓国ROAD FCでは2勝1敗で「Road FC グローバル70kgトーナメント」では一回戦でパク・ヘジンに判定勝ちすると、準々決勝でムングントスズ・ナンディンエルデンに1R TKO負けも、2024年4月の前戦ではハン・サングォンに2R、逆転の腕十字を極めている。
2024年7月27日の前戦では、約2年振りに修斗参戦し、大尊伸光を1R スカーフホールドアームバーに極めて、修斗世界ライト級王座についた。39歳。前日計量は69.6kgでパスしている。
対するパク・シウォンは、187cmの長身を誇る6戦無敗の22歳。モデファイドルールのARCでも3戦全勝の負け知らずで、キム・ドンヒョン率いるチームスタンガン所属。6戦中4つのKO・TKOをマークするサウスポーファイターで、長い右前手のリードジャブ、左ストレート、左ハイで圧力をかけて自ら組んでのテイクダウンからのパウンドも大きな武器としている。
2024年4月に1年5カ月振りに復帰。GRACHAN暫定ライト級王者の林“RICE”陽太をカウンターの左ストレートで初回KOに下している。前日計量は69.7kgでパス。
1R、ともにサウスポー構え。キャプテンは左ローを蹴って、右前足にシングルレッグに。スプロールするパク・シウォンは、片足を持ちながら座るキャプテンに右小手、左のパウンド連打。
キャプテンは両腕でオーバーフックに変えてハーフで引き込み。腕を抜くパク・シウォンは上からキャプテンを剥がしパウンド。ハーフで座ってキャプテンを殴る。
下のキャプテンは、ハーフで4の字ロックを解かず。パク・シウォンは上体を立てて上から長いリーチの左手でパウンド、左ヒジで顔を剥がして右のパウンドも。パク・シウォンの左のパウンドにガードを固めたキャプテンに左の強いパウンド!
キャプテンの動きが一瞬止まったところで、パク・シウォンは左を連打し、最後は両手のドンキーコング鉄槌を混ぜての左パウンド連打で、レフェリーが間に入った。