▼第10試合 バンタム級 5分3R
×木本海人(CAVE)1勝4敗
[3R 1分26秒 リアネイキドチョーク]
〇笹崎健司(マッハ道場)1勝1敗
1R、木本は大きく構えて前後にステップを踏み、まずは右カーフ。笹崎も前へ出てワンツーを伸ばすが木本がバックステップでかわす。カーフを蹴った木本が組みに行き、四つの攻防に。ケージに押し込むのは笹崎で、ヒザを見舞っていく。木本が体勢を入れ替えるも笹崎が豪快な投げでテイクダウン。マウントを取りに行くも木本が早く対処して立ち上がった。
スタンドに戻ると笹崎が右ストレート、今度は木本が組みに行って笹崎をケージへ押し込み、ヒザを刺す。体勢を入れ替え合う2人だが、またも笹崎が投げてテイクダウンを奪った。オープンスコアは笹崎の10-9×3。
2R、笹崎の左右フックに木本は前蹴り。左ミドルから木本が組み付きケージへ押し込むが、笹崎が体を入れ替えて逆に押し込む。3度目の投げが決まって笹崎がテイクダウン。クロスガードの木本にパスを狙っていく笹崎。木本がヒザを突いて立ち上がり、スクランブルになるが笹崎が豪快な首投げからストレートアームバーに。足を絡めて脱出した木本だが笹崎がすぐにケージへ押し込んだ。OPスコアは10-9×3で笹崎。
3R、ローキックを空振りして転倒した木本が立ち上がったところで組みに行く笹崎。投げに行った笹崎のバックをとった木本だったが、すぐに笹崎がバックを取り返してチョーク狙いに。これが極まり、笹崎は師匠の桜井“マッハ”速人の目の前でプロ初勝利を奪った。