キックボクシング
ニュース

【RISE】白鳥大珠が料理男子に「食事内容で普段の練習のパフォーマンスが全く違うと実感できている」vs.世界へ向けて今から準備

2024/08/25 12:08
 2024年9月8日(日)神奈川・横浜BUNTAI(旧・横浜文化体育館)で開催される『RUF presents RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA』にて、スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1Rでファーパヤップ・GRABS(タイ/GRABS)と対戦する白鳥大珠(TEAM TEPPEN/同級2位)が、8月24日(土)都内にて公開練習を行った。  白鳥はワンツー、ミドルとヒザのミット打ちを行い「調子は徐々に上がっていて、ラスト1週間で仕上げる感じです」とまだまだこれから調子を上げていく状態だという。  TEPPEN GYMの合宿には「行ってないです。仲間外れにされたので(笑)」と参加しなかったと言い、その本当の理由は「自分で考えてやってきたこともあって、減量がいつもより多かったので体調を考えて合宿には参加しませんでした。MAXが今までより3~4kg増えていたので。その辺の不安がありつつ、でも順調に落ちているので」とコンディションを重視したためだったとする。  その理由は「身体を大きくするトレーニングをしていて食事も多めにとるようにしていたので、それでMAX体重が増えちゃったのかなと。今は落ちています。そこは最後まできっちり調整してやるので問題ない」とのこと。 「MAXで76kgまでいきました。これまでは72~73kgだったので。3月くらいから食事内容も変わっていて、今までは試合が終わるとオフで外食ばかりでしたが、それをやめて。予定がない限りは全部自炊でやっているので食事内容から変えてきました。人にふるまうわけじゃないから、凝ったメニューもないです(笑)。食材だけを決めて、調理方法は料理のショート動画を見て決めています。フィジカル面を見てもらっているのがフィジークだったり、栄養管理をがっつりやっているところなので、食事内容で普段の練習のパフォーマンスが全く違うと実感できているのでそこはこだわってやってきました」と、コンディション作りには食事が大切だということが分かったとした。 「原口くんがトップでやっている階級ですが、GLORYのタイトルマッチでの首相撲とか、フィジカルの差は海外で強い選手との差が出ている。技術の差は大差ないと思うけれど、そこでの差が見てても思ったので、自分も早い段階で準備しておかないと。今まではそこではない技術やスピードで勝負できると思っていたんですが、63kgから65kgに上げて客観的に見ても線が細かったので、世界と戦っていく前に準備しようと思いました」と、これから世界と戦っていくためにフィジカル強化が必要と、3月のイ・ソンヒョン戦で痛烈に感じたのだという。  今回は相手もサウスポーということで「ゴンナパーや秀樹選手とやりましたが、サウスポーは久々ですね。苦手意識はないですけれど、オーソの方がやりやすいです。でも今は基本的にはサウスポーとしか練習していないので。サウスポーだからこそ入りやすい技も見つけたので、いけるかなと思っています。それは言わないでおいて。vs.オーソとは違うフィニッシュパターンが出るかもしれない」と、対策は万全の様子。  白鳥は「これで自分がムエタイが得意かどうか分かるだろう」とする。 「セクサン戦を経て、ゴンナパーとやる時に格闘技ファンの間でも『ムエタイは得意だから相性がいい』と言われたが、やられてしまって。自分的にはムエタイスタイルに苦手意識はないんですよね。ゴンナパーはムエタイじゃないですからね、日本人に近い、ムエタイでありつつK-1に特化したファイトスタイルなので。次の相手は普段ヒジありでやっているので、完全ムエタイなのでばっちりハマると思います」  フィニッシュのイメージは「前回はヒザだったので、久々にパンチでスカッと倒したい。そのイメージを持ちながら練習しています。65kgの査定試合が何試合か組まれていますが、そこと比べられる試合になるし、圧勝、瞬殺です。自分が12月のトーナメント出場確定と言われていて不満の声も聞くので、そこに対してどれだけ強いかを見せたい」と、パンチでの圧勝・瞬殺を見せたいとする。 「最近はインパクトの瞬間を意識していて。倒したい気持ちが前に出ると倒せないパターンが多いので、自分の中の意識としてインパクトだけを意識して練習しています。それならスピードが落ちることもないし、今回は今までと違って重い一発が見られると思います」と、意識が変わっているという。  会見では「原口健飛にナメられている、見返す」との発言もあったが、今は「12月があるので今はそこを見たくない。9月の試合が2週間後に迫っているので、そこを大事にそこを見ています。今回問われるのは内容なので、そこはきっちりと同階級の選手全員に見せてやろうって気持ちは一番強い。原口くんには1回負けているので、その時からやり返す気持ちは変わらない。彼が65kgで世界で戦っていくとなって自分も65kgに上げましたし、ゆくゆくはもっと階級を上げていきたい野望もあるので、彼を倒してからというのが大きいですね。彼がRISEでエースになっているので、そこを倒さなければ前へ進めないし、倒せば次の目標が見えてくると思う」と、原口にリベンジしたい気持ちは常に持っているが今は9月の試合に集中しているとした。  そして「ばっちり仕上げて強い白鳥を見せます。とにかく内容で見せて、必ず倒し切る試合をお見せします」と誓った。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.333
2024年7月23日発売
UFC6連勝で日本人初の王座を射程に入れた平良達郎、ペティス下した堀口恭司ら軽量級の雄を特集! RIZIN井上直樹×高木凌、K-1から金子晃大、玖村将史らを直撃。武尊×野杁×与座も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント