(C)MAYWEATHER VS. GOTTI III
安保瑠輝也が、プロボクシング5階級制覇のフロイド・メイウェザー・ジュニア(米国)から対戦要求が来ているとのRIZIN榊原信行CEOの言葉に、「人生まじで何があるかわからんね。いま、戦おう」とすぐに反応した。
安保は、7月28日の『超RIZIN.3』のスタンディングバウト特別ルール69.0kg契約(3分3R)で、マニー・パッキャオ(フィリピン)とフルラウンド戦い、ルールにより判定なしのドローとなったが、予想を覆す大健闘。
21日の会見後の囲み取材で、榊原CEOは「この前の試合を受けて、メイウェザーも『安保とやらせろ』と電話して来た。『俺とやらせろ、俺が倒せる』と。安保大人気です。(『超RIZIN.3』に来場した元WBC世界ライト級暫定王者の)ライアン・ガルシアもそうかもしれないし」と、パッキャオを驚かせた安保との対戦に、ガルシアのみならずメイウェザーも興味を示しているとした。
安保は、その言葉を受けて、2023年2月1日の自身の投稿「メイウェザー、パッキャオに現役ボクサー以外で倒せる可能性あるの俺だけやろ。全く負ける気しないぜ」を引用して、「この時かなり批判されたけどこの通りになりかけてる。本気で想えば叶う。人生まじで何があるかわからんね。let's fight Now」と、ビッグネームとの連戦を熱望した。
そんななか、メイウェザーは20日にメキシコ入り。MMA5勝1敗で、ニューヨーク5大マフィアのひとつであるガンビーノ・ファミリーのボスだった人物の孫としても知られる、ジョン・ゴッティ3世との24日のエキシビションマッチ(DAZN配信)での再戦に向け、マリアッチの歓迎を受けている。
プロ戦績と同様に、エキシビションマッチにおいても“無敗”のメイウェザーは、那須川天心、ローガン・ポール、ドン・ムーア、朝倉未来、デジ・オラトゥンジ、アーロン・チャーマーズ、ジョン・ゴッティ3世に続く、次の“マネー”ファイトの相手を見つけたのか。