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【TTF】エフェヴィガ雄志がエマニュエル・サンチェスを初回TKO! ティル・サンが上田直毅に完勝、大越崇宏が引退試合で小森と熱闘、岩倉がジョンミン下す、轟轟が狩野に延長判定勝ち、永井奏多が唐沢タツヤに判定勝ち、後藤亮が一本勝ち

2024/08/16 18:08
 2024年8月16日(金)、東京・練馬coconeriホールにて『TTF CHALLENGE 10』(ツイキャスLIVE配信)が開催された。 『TTF CHALLENGE 10』速報 2024年8月16日(金)練馬coconeriホール ▼メインイベント TTFCライト級 5分3R ※選手名からインタビユー×エマニュエル・サンチェス (Thug U) 22勝10敗 70.55kg[1R 3分40秒 TKO] ※左ストレート→パウンド〇エフェヴィガ雄志(TRIBE TOKYO MMA)9勝0敗 70.3kg  メインイベントで、地元エフェヴィガ雄志(TRIBE TOKYO MMA) が、Bellatorフェザー級で活躍するなど22勝9敗のベテラン、エマニュエル・サンチェス(米国)と激突する。  エフェヴィガは父が西アフリカのトーゴ出身、母が日本人の24歳。空道をベースとし、2022年のプロMMAデビュー後は8戦全勝。5月の前戦『修斗vsYFU対抗戦』では、アイーシアコ(中国)を、2R左ボディブローで沈めている。  対するサンチェスは34歳。2021年のBellatorフェザー級ワールドGPでタイワン・クラクストン、ダニエル・ヴェイケルを下し、準決勝進出。  パトリシオ・ピットブル・フレイレにギロチンチョークで敗れると以降、ライト級戦も含め5連敗を喫したが、2024年4月の『XFC 50』で、かつて朝倉未来とRIZINで対戦したダニエル・サラスに判定勝ちで再起。5月の前戦『Anthony Pettis FC 11』でもピーター・ペティスを相手に2R ギロチンチョークで一本勝ちし、2連勝中だ。  エフェヴィガは、北米ファイターとは2024年5月の『COMBATE GLOBAL』でジェラルベルト・カスティーリョにTKO勝ちしており、サウスポー構えの長い打撃を、オーソのサンチェスの組みの圧力のなかで効かせることができるか。過去最強の相手を倒して、世界への切符を掴みに行く。 1R、グローブタッチ。サウスポー構えのエフェヴィガ、オーソのサンチェス。中央を取るエフェヴィガは速い左ハイを入れると、その蹴り足を掴もうとするサンチェス。足を抜くと、すぐに左インローをヒット。  さらに左インローを当てるエフェヴィガは左回りのサンチェスに右足を踏み込んでの右ジャブ。左インローを打つが、そこに左フックを合わせたサンチェス。  長い右ジャブのエフェヴィガ。右インローを入れるサンチェスに、エフェヴィガは高い打点の左前蹴り。一瞬、前手の指が入ったか。サンチェスは親指を立てて続行。  ワンツーの左ストレートを伸ばすエフェヴィガ。オーソドックスにスイッチすると、サンチェスは左インローを当てる。右カーフを返すエフェヴィガ。さらに右ロー。バランスを崩すサンチェスだがすぐに戻して左ロー。そこに左を突くエフェヴィガは、サウスポー構えに戻す。  再びスイッチしてオーソに構えたエフェヴィガは右ロー。そのままサウスポー構えに戻すと、踏み込んでの左ヒジ! その入りにサンチェスも右フックを返しに行く。  右インローを当てたサンチェス。サウスポー構えからエフェヴィガは左アッパー。その入りに右フックを当てるのはサンチェス! 左前蹴りを胸に当てて間合いを作ったエフェヴィガは左ストレート。サンチェスの前手の左フックはかわす。さらに左顔面前蹴りから同側の左フックは空を斬るが、エフェヴィガはローに繋げる。  オーソにしたエフェヴィガに左インローのサンチェス。エフェヴィガは左インロー。オーソにしたエフェヴィガに左インローのサンチェス。サンチェスは左ハイもそこに右ストレートを狙って飛び込むサンチェス。かわしたエフェヴィガ。右カーフを当てて、その打ち返しに来るサンチェスを左にさばいて左を突くエフェヴィガは、左インロー! 近くなってサンチェスの首相撲から左のクリンチボクシングは突き放す。  自身の距離で左インローを当てるエフェヴィガ。サンチェスも右を突いて、エフェヴィガの右ジャブをかわして左をかぶせに行く。  かわすエフェヴィガ。右ミドルハイをガード上に当てるサンチェス。エフェヴィガの左ボディストレートにカウンターの右をヒット! 返しの左はかわしたエフェヴィガだが、サンチェスは左右で前に。  これをしっかりバックステップでかわしてすぐに右ジャブを当てるエフェヴィガ!  エフェヴィガが強い左インロー! サンチェスも右インローを返すと、エフェヴィガは右足をいったん引いてオーソになってから、スイッチしてサウスポー構えにして、左の踏み込み! サンチェスも右を振って入るが、その内側を突く左ストレート!  後方にダウンしたサンチェスにガードの中から長い左のパウンドをまとめ、エフェヴィガが1R 3分40秒 TKO勝ち!   試合後、セコンドの木下憂朔、後藤丈治とハグをかわしたエフェヴィガは、「まずは日本までわざわざ来てくださったエマニユエル・サンチェス選手、ありがとうございます。自分の試合はこれで9回目ですが、いままでのやつとは2段、3段違う、圧倒的にレベルの高い、アメリカでタイトルかけて戦う選手と対戦できて光栄でした。でも、自分もTRIBEで6年やってきて、アメリカでも揉まれて自信もつき、ちょうどいいタイミングで、しかもこの地元練馬で試合を組んでいただきありがとうございました。大きな一区切りになると思うんで、これからトップを目指して世界へ行くんで、よろしくお願いします!」と語った。 [nextpage] ▼64kg契約 5分3R×上田直毅(パラエストラ東京/インプルーブ株式会社)11勝8敗2分 63.7kg[判定0-3] ※26-20×2, 27-30〇ティル・サン(キルクリフFC)7勝4敗 64.0kg  コ・メインでは地元練馬の上田直毅(パラエストラ東京)が、初の国際戦で米国の名門キルクリフFCでトレーニングを積むティル・サン(米国)と激突する。  上田はMMA11勝7敗2分。小学生から空手を始め、パラエストラ東京で柔術、キッズ修斗にも出場後、ZST等で2019年から2022年まで6連勝も、2022年1月の石渡伸太郎興行で現UFCの風間敏臣に一本負け。  しかし、DEEP大阪で増田拓真に一本勝ちすると、2023年5月に福島啓太にカウンターの右ストレートでダウンを奪うなど判定勝ちで2連勝。2023年9月にはDEEP TOKYOのメインでDJ.taikiに挑むも判定負けした。  2024年3月の前戦では、DEEP大阪でMG眞介に判定勝ちで再起を遂げている。11勝中、5つの一本勝ち、6つの判定勝ちと組みを軸に粘り強い戦いを信条とする。  対するサンは、プロMMA6勝4敗。ONEで活躍するオンラ・ンサンの弟分で、今回はONE二階級制覇の元王者マーティン・ニューイェンがセコンドとして帯同する。  ミャンマーでチン州で4度レスリング王者に輝いたサンは、10歳で家族とともに米国へ移住。フリースタイルとグレコローマンでニューヨーク州選手権に出場し、ブラジリアン柔術でも活躍。  ONE Championshipで3勝2敗1分。LFAで1勝1敗。『All In Combat』ではメインイベントも戦い、2勝1敗と勝ち越している。  空手ベースで左右両方で立ち会える上田に対し、オーソのサンは、ガードを固めての強いカーフと左右で圧力をかけてケージレスリングを挑むタフファイター。  上田は、地元の声援をバックに得意のグラップリングで極めることが出来るか。対するティルにも日本在住のミャンマーコミュニティから応援団70人以上が駆け付け、練馬coconeriホールは熱い歓声に包まれそうだ。  両応援団から声援。上田のセコンドには梅野源治もつく。両者がっちりグローブタッチ。  1R、ともにオーソドックス構え。上田のローに、サンも左ミドルを返す。カーフ対策に前足を上げる上田。サンは詰めて左ストレートを突く。右カーフから右を差して組むサン。金網背に左小手の上田に、小外をしかけヒジを突いて離れるサン。  オーソから左ローの上田。右ローは空振り。圧力をかけて右を振って前に左ミドルを当てて組むサン。肩パンチ。四つの上田は金網背に右でギロチンチョークも。シングルレッグで持ち上げスラムのサン! 上田のガードにスタンドに戻すサンに、上田は右ミドル! 蹴り足をつかむサンは右ストレート、上田は足を抜き左右の蹴り、ハイキックを振ってホーン。  2R、左右フックで圧力をかけるサン。ワンツーで前に出る上田の首相撲ヒザをヒジで剥がしてシングルレッグからケージに押し込むサン。首をギロチンで抱えてケージに押し込む。上田のハイをブロックするサンは左ボディから右ストレートと散らす。上田は右ミドルを当てると首相撲ヒザ、フックで剥がすサン。組んでのヴァレリーキックの上田は離れて右ミドル。左ジャブも。しかし圧力をかけるサン。  上田は右ハイもクリーンヒットさせないサン。上田の左の飛び込みにボディロックテイクダウン! パウンド、右ヒジをまとめて印象づけた。  3R、上田は右前蹴り、そこに右ストレートを合わせるサン。サンの入りに右ストレート、右のテンカオを合わせる上田! タイミングは合っているが、圧力をかけるのはサン。左右の強打で金網を背負わせ、上田のバックフィストもかわして左右ストレートをしっかり上下に打ち分ける。  サウスポー構えにスイッチして右ジャブを突くサン。オーソに戻し、さらにワンツーからの右! 崩れた上田は足を手繰りに行くが、しっかり切るサンは左前蹴りも。  セコンドのマーティン・ニューイェンがお墨付きのテイクダウンで上田の組みを切るとがぶりからギロチンチョーク! マウントヒジ、リアネイキドチョーク狙い。さらに腰を抱いてパウンドでホーン。  判定3-0(30-26×2, 30-27)の大差でサンが勝利。ミャンマーコミュニティから大歓声を受けたサンはキルクリフFCのセコンドのニューイェン、木下憂朔とともに記念撮影に収まった。 [nextpage] ▼TTFC フェザー級(65.8kg)5分2R・延長 1R ※大越崇宏引退試合×大越崇宏(TRIBE TOKYO MMA)6勝5敗1分 65.85kg[延長判定0-3] ※9-10×3〇小森真誉(ロータス世田谷)13勝10敗 65.9kg  1R、ムエタイスタイルの小森は左ロー。シングルレッグから左で差して押し込み、右を打つ大越に、小森はいったん体を入れ替え、右で小手、左で首を押してフレーム作り右ヒザ! しかし大越も左脇を潜って左足をかけて崩しに。その足を両足に挟んで崩す小森は正対。  右で差して押し込む大腰に、体を入れ替え押し込みヒザを突く小森。上体離した瞬間に右ヒジ。しかし体を入れ替える大越がシングルレッグへ。差し上げた小森がヒザ! 左差しで押し込む大越に、右小手で頭着けてスペースが出来るとヒザを突く小森。  2R、右を振って詰める大越は右を差すが、すぐに体を入れ替える小森はヒザ。体を入れ替える大越は股に潜り、足をすくってサドルで外ヒール! 尻をずらす小森は長い手で鉄槌。大越はかかとを絞れず。  足を組んだままいったん打ち合いに行く大越だが、リーチは小森。大越はいったん内ヒールに組み変えてから外ヒールへ。ここも踵江尾脇に挟み切れず。  判定1-0(小森20-18,19-19×2)で延長へ。  延長R、先に大きな左から右を突いて組んだ大越。腹の下に入れる小森はがぶり。シングルレッグからバッククリンチへ! こつこつヒザを突く小森は背後から小外で引き出すが、大越も金網際に戻す。  クラッチを切って胸を合わせた大越、なおも押し込む小森にヒザを突く大越は体を入れ替える。  左で差して投げ狙いから左右は大越! しかしすぐに詰める小森が両脇差して押し込み。差し替えて体を入れ替える大越に首相撲ヒザは小森! 大越も剥がして右! 左右を突くが小森も右を返してタイムアップ。  延長判定3-0で小森が勝利。  試合後、大越はマイクを渡されると、「負けてマイクも何なんですけど、すみません、引退させていただくということで、練馬で地元ではないですけど、(TRIBEに)来て12年くらいですけど、ここでやらせていただき、練馬の地域の皆さんにもいろいろお世話になりました。ほんとうにありがとうございました。長南さん! 最後にありがとうございました」と語り、ケージの中で引退の10カウントゴングを聞き、最後にTRIBEのメンバーと記念撮影に収まった。 [nextpage] ▼TTFC ライト級(70.3kg)5分2R・延長1R〇岩倉優輝(NICE BAD GYM)2022 年 FKT ウェルター級優勝 4勝3敗 70.7kg[判定3-0] ※20-18×3×チェ・ジョンミン(KOREAN TOP TEAM)1勝3敗 70.3kg  1R、ともにオーソドックス構え。右ローの岩倉に、ジョンミンは首相撲、剥がす岩倉は右ストレート! ジョンミンも右ローを返す、シングルレッグからドライブして尻を着かせる岩倉。金網ですぐに立つジョンミン。  左で差して押し込む岩倉。右でこつこつパンチ、ヒザ。金網背に右小手のジョンミン。岩倉は押し込み左ヒザ! 右アッパー。押し返すジョンミン。ブレーク。  右前蹴りのジョンミンはワンツーの右で前に。回りながら右を突く岩倉が押し込む。離れ際に右が交錯! ジョンミンが押し戻す。  2R、左インローの岩倉はシングルレッグからケージまでドライブし、ダブルレッグに移行、前に振ってバック狙いも、戻すジョンミンだが金網背に。再びダブルレッグに入るも差し上げるジョンミン、岩倉は細かいボディ打ち。左で差して崩すが、ここも右小手で凌ぐジョンミン。   岩倉は右手を左足を掴み崩すが、足を抜くジョンミン。岩倉はシングルレッグも戻され、右ヒザ。ジョンミンの左手をコントロール。互いにヒザの打ち合い。判定3-0で岩倉が勝利した。 [nextpage] ▼グラップリングマッチ 10分判定無し△伊集龍皇(パラエストラ小岩) 72.6㎏[判定無し ドロー]△室谷勇汰(リバーサルジム立川ALPHA) 77.05kg  1R、組み手争いから詰める室谷に伊集はクローズドで引き込み。室谷はケージに頭を押し込むが、伊集は草刈から腕十字、三角絞め狙い。室谷も察知し、組ませず。  下の伊集は足を手繰りトランジションからトップを狙う。それを切って上の室谷は足を左右に振ってさばくアタックもヒザを入れてフルガードに戻す伊集。  4kg差を活かし、なおもアタックする室谷に腰を押す伊集だが、室谷は左足をパス。潜る伊集はディープハーフ狙い。それを剥がして左肩でアゴを押して寝かせる室谷。  ハーフから金原譲りの肩固めを狙う室谷。脇を閉じる伊集にそのプレッシャーでマウントを奪う。右で脇差す室谷に下からハーフに戻す伊集の亀からの立ちにバックを奪う室谷。クラッチ前に脇を開けて正対し、腕十字を組ませずトップからパスアタップの伊集もホーン。  判定は無く、ドローとなった。 [nextpage] ▼TTFC フェザー級(65.8kg)5分2R・延長 1R×狩野 優(TRIBE TOKYO MMA)2020年ネオブラ ライト級優勝 8勝4敗 65.85kg[本戦判定1-0] ※19-19×2, 20-18[延長判定1-2] ※9-10×2, 10-9〇轟轟(総合格闘技道場コブラ会)4勝1敗1分 66.0kg  地元TRIBE TOKYO MMA勢が他ジムを迎え撃つカードのなか、狩野優(TRIBE TOKYO MMA)が2023年3月の『One Friday Fights 10』以来の再起戦として、修斗で2連勝中の轟轟(総合格闘技道場コブラ会)と対戦する。  狩野は、POUNDSTORMで中村京一郎、DEEPで鬼山斑猫、高塩竜司に勝利。3連勝で2023年3月のONE FFに参戦も、ロシアのイヴァン・パルシコフのヒザ十字に一本負けしていた。  対する轟轟は、2023年9月の修斗でおえゆうたに2R 一本勝ち、12月には右ボディストレート、右ストレートを上下に効かせて久保村ヨシTERUに1R KO勝ちしている。  1R、サウスポー構えの狩野。オーソの轟。狩野は左ミドルハイ。ワンツーの轟に左で差して組むと、轟はボディロックからバッククリンチで後方に投げるとスクランブルから上を獲りに来た轟にギロチンチョーク!  下からボディトライアングルで絞めるが、ずらす轟は右足でまたぎハーフに。ネルソンの狩野は足で跳ね上げ後方に回すも再び轟がトップキープ。  下からボディトライアングルでネルソンの狩野、再び後方に回すと下の轟はバタフライガードから立ち上がり。その際で狩野は左を突く。  2R、轟の右前蹴りの2発目が股間に入りローブローに。狩野は左ミドル。組んだ轟のボディロックからの反り投げテイクダウンに、袈裟で上を取る狩野。  しかし、バック狙いからトップを奪う轟に、今度は下から右手でネルソンの狩野はスイープ。サイドから右手でネルソンで絞めると左手クラッチ!  轟は右足を狩野の右足にかけて凌ぐ。足を解いて左回りに絞る狩野だが、轟も右足をかけて戻して下のままホーン。  本戦判定は1-0(19-19×2, 20-18)1者狩野支持も延長へ。  延長R、狩野の左ハイに右ストレートを合わせる轟。鼻血の狩野の左ミドルを掴んで倒した轟にスクランブルで首投げ袈裟は狩野。轟は足を振って首を抜きに。  正対際に、轟はバック、リアネイキドチョークへ! 4の字ロックの轟に正対狙う轟はおたつロックからハンマーロック狙い!  それを外してニアマウントから強引にギロチンに行く狩野だが、足が活きている轟は、スイッチから立ち上がり。しかしすぐにワンツーで反対側の金網まで詰めてダブルレッグテイクダウンは狩野。  金網背に上体は立てている轟はスイッチ狙いも、ここでトップで背中を着かせた狩野は肩固め狙い。左で差す轟を潰してヒジをこする狩野。  熱戦の延長判定は2-1(10-9×2, 9-10)で轟が勝利した。 [nextpage] ▼TTFC バンタム級(61.2kg)5分2R・延長 1R〇永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)5勝0敗1分 61,45kg[判定2-0] ※20-18×2, 19-19×唐沢タツヤ(GRABAKA/T-GRIP TOKYO)8勝6敗 61.5kg  修斗で藤田ムネノリとドロー後、新井拓巳を1R TKO、小林佳純、HAMMER KATU、松下祐介にいずれも判定勝ちと4連勝中の永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)が出場。NEXUSで3連勝後、小倉卓也とバンタム級コンテンダー争いを戦った唐沢タツヤ(GRABAKA/T-GRIP TOKYO)と対戦する。  1R、サウスポー構えの唐沢、オーソの永井は左回りで左ロー。圧力をかける永井に前足にシングルレッグの唐沢は金網までドライブして引出しテイクダウン。  すぐに立つ永井は金網背にスイッチ狙い。唐沢はシングルレッグからバックに回り、腰をずらす永井にボディトライアングル。脇を潜り、背負って持ち上げ自陣コーナーまで歩く永井。  足を外した永井に着地する唐沢は引き込むが、ここでトップは永井。しかし、レックルアップの唐沢はなおもシングルレッグ。左小手巻き、体を入れ替えた永井は離れ、跳び蹴り、唐沢も左フックを当てると、永井は左ハイを突き、右ボディ! 組む唐沢をがぶってパウンドでゴング。  2R、遠間からシングルレッグを狙う唐沢。さらにシングルレッグに永井はカウンターのヒザ蹴り! 被弾しながら組んで押し込む唐沢は右で小外刈で尻を着かすが、すぐに立つ永井。  組んでくる唐沢を切ると唐沢は引き込みに。付き合わない永井はスタンド勝負。永井はボディ打ちから左フックで、唐沢は下に。永井は顔に押し付けてヒジ。さらにスタンドに戻り、右前蹴り、右ボディ。  遠間からの飛び込みも切られる唐沢。シッティングガードで立てず。立たせる唐沢は右ストレートを上下に。なおも組みに行く唐沢を切ってがぶりパウンド。ホーン。判定2-0で永井が勝利した。 [nextpage] ▼TTFC ライト級(70.3kg)5分2R・延長1R〇後藤 亮(TRIBE TOKYO MMA)2023 年 FKT ウェルター級優勝 2勝2敗 70.75kg[1R 4分21秒 リアネイキドチョーク]×グラップラー脇(有永道場 Team Resolve)2023 全日本アマ修ウェルター級優勝 0勝2敗 70.0kg  1R、サウスポー構えの後藤は左ローから、オーソの脇は右前蹴り。右ローから組むが左で差す後藤はボディロックテイクダウンでサイド、上四方に。  脇は下から両足で首を挟むが、後藤はかわしてマウント。下から首を抱える脇にヴォンフルー、肩固め狙いからパウンド、バックマウントからボディトライアングルで細かくパウンド。  TRIBEで柔術黒帯の後藤は、右腕を喉下に入れてリアネイキドチョークをパームトゥパームで極めた。
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