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【Krush】キャリア4戦のスーパールーキー上野空大が元K-1王者ゴンナパーの対戦相手に大抜擢、無謀な挑戦か、大番狂わせか

2024/08/12 22:08
 2024年9月28日(土)東京・後楽園ホール『Krush.165』の追加対戦カードが発表された。  同大会では6月の『Krush.162』で行われた開幕戦を勝ち上がった、石田龍大(POWER OF DREAM)vs.橋本雷汰(ALONZA ABLAZE)の第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント決勝戦が行われることが決定している。  新たに発表されたのは、Krushライト級3分3R延長1R、ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)vs.上野空大(kickboxing gym SHINYUUKI+) 。  ゴンナパーはタイで100戦以上のキャリアを積み、2010年から日本を主戦場に。日本人キラーとして名を馳せ、2016年9月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2018年4月に佐々木大蔵を下して第5代Krushライト級王座に就き、3度の防衛に成功した。2020年12月のK-1で林健太を破り、第4代K-1 WORLD GPライト級王座に君臨したが、2021年7月の初防衛戦で朝久泰央に判定2-1で敗れ王座を失った。2022年6月の『THE MATCH 2022』では白鳥大珠を1R2分42秒、右フックでマットに沈めた。2024年4月、1年8カ月ぶりにKrushで復帰戦を行い塚本拓真に判定勝ち。7月のK-1では与座優貴に1R2分30秒でKO負けを喫した。戦績は115勝(25KO)31敗3分。  そのゴンナパーに挑む上野は3歳から空手を始め、フルコンタクト空手では通算70大会で優勝を果たしている“フルコンタクト空手70冠”。2021年からK-1アマチュアに出場し、2022年3月の第12回K-1アマチュア全日本大会のチャレンジBクラス優勝、9月の第13回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラスでも優勝。 【写真】弟の奏貴(右)と共に今後のK-1を担うスーパールーキーとして注目を集める上野空大 2023年3月の『K’FESTA.6』プレリミナリーファイトでプロデビューを果たし、竜義に判定勝ち。7月の第2戦は井上修一にTKO勝ち、2024年3月は龍之介に判定勝ち、7月は河北“KONG”光生にKO勝ちと4勝(2KO)無敗の快進撃を続けている。空手仕込みの多彩な足技を得意とする。  キャリアや実績を考えるとゴンナパーとの対戦は異例の大抜擢。それだけ上野にかかる期待は大きいということだが、無謀な挑戦とも言えるマッチメイクだ。ゴンナパーが元K-1&Krush王者として圧倒的な強さでプロの洗礼を浴びせるのか、それとも上野が大番狂わせを起こすのか。
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