モカエフの代わりにパントージャと戦ったエルセグ「学びが必要だ」
ペレス戦から2カ月後に王者アレッシャンドリ・パントージャのホームのブラジルで5Rを戦うことは、モカエフにとっても厳しい選択だっただろう。モカエフはこのタイミングでのタイトルマッチを断り、当時10位だったスティーブ・エルセグが挑戦者に抜擢されている。
かくして判定は3-0ながらも、2者が48-47をつける接戦で敗れたエルセグは3日、『MiddleEasy』の動画でモカエフvs.ケイプの試合について問われ、「ショーツを引っ張ったり、他にもいくつか問題があったけど、マネルのキックはよく見えていたし、彼のレスリングは綺麗だった。でもマネルのレスリングのディフェンスが良かった。素晴らしい試合だったけど……僕が期待していたものとは違った」と、エキサイティングな試合にはならなかったとした。
さらにモカエフがUFCをリリースされたことについて、「成長が必要だ」という。
「彼の人に対する接し方は──ファンがそれを見ることができるかどうかは分からないけど──私は好きじゃなかった。自分には権利があって、とても重要な存在だと思っているようで、そんな態度は明らかにUFCは好きではなかっただろう。彼はここから成長し、教訓を学ぶだろう。
同じ大会のときに見たけど、UFCの栄養士チームへの接し方とか、些細なことだけど、見下すようで無礼なことだった。まだ若いし、この瞬間から学んでくれればいいのだけど」と助言している。
モカエフはこの動画に対しても噛みつき、「本当じゃないよ、UFCの栄養士の周りで聞いて教えてくれよ。この男がくだらないことを喋っているから。私は舞台裏のスタッフにとても敬意を抱いています」と反論をしている。