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【ビッグバン】ダブルメインイベントでタイトルマッチ、一航vs.内田晶、FUMIYAvs.野村太一。駿太、山際和希も出場

2024/08/04 15:08
 2024年9月29日(日)東京・後楽園ホール『ビッグバン・統一への道 其の50』のメインカードが発表された。  ダブルメインイベントの第2試合は、スーパーバンタム級タイトルマッチ3分3Rで王者・一航(新興ムエタイジム)が内田晶(チーム・タイガーホーク)の挑戦を受けて3度目の防衛戦に臨む。  一航はNJKFをホームリングに、様々な団体に出場。今や兄の大田拓真とともに、NJKFをけん引する存在となった。2023年1月にBigbangスーパーバンタム級王座を初防衛、12月に2度目の防衛に成功。しかし、2024年初戦のNJKF2月大会では真琴に判定で敗れ、NJKFスーパーバンタム級王座を逃した。兄の拓真に続いて4月にONE初参戦を果たしたが、ペットナムコンに飛びヒザ蹴りでダウンを奪われての黒星デビュー。7月、2度目のONE参戦では右ストレートでKO勝利を奪った。  内田は2014年12月からKrushに参戦。2021年8月・10月に行われた「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の1回戦で優勝候補の一角と目されていた小倉尚也を判定で破る番狂わせを起こしたが、準決勝で鬼山に判定3-0で敗れた。2022年2月には「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場、1回戦で佐々木洵樹に敗れるも延長戦までもつれ込む接戦を演じた。7月に永坂吏羅にKOで敗れて3連敗となったが、2023年2月の倉田永輝戦で勝利。8月にはKNOCK OUTに乗り込んでの対抗戦で森岡悠樹にKO負け。12月に岩尾力に判定負けと連敗中。戦績は4勝(2KO)10敗1分。  ダブルメインイベント第1試合は、Bigbangウェルター級王座決定戦3分3R延長1RでFUMIYA (E×F)と野村太一(K.Bスポーツジム)が対戦。  FUMIYAは水泳でジュニアオリンピックに出場し、陸上でも関東大会出場を果たしたフィジカルエリート。2021年8月29日の『Bigbang』で第7代Krushウェルター級王者・山際和希との再戦を初回KOで返り討ちにしたが、9月の「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」では1回戦で野杁正明にKO負け。2022年8月の近藤魁成戦では右カーフキックで初回KO勝ちの番狂わせを起こしたが、2023年11月の寺島輝戦と2024年4月のジン・シジュン戦ではKO負けを喫した。戦績は11勝(11KO)14敗。  野村はRISE初参戦。2020年11月のプロデビュー戦から5連勝をマークしていたが、6戦目で山際和希にプロ初敗北。11月には再び山際と対戦するも惜しくも敗戦。しかしここで善戦したことが評価され、2023年4月にBigbangウェルター級王座決定戦に抜擢。1Rにダウンを奪われ判定負け。その後は2連勝を飾ったが、2024年2月のRISEで麻火佑太郎に判定で敗れた。戦績は7勝4敗。  第11試合のフェザー級3分3Rビッグバンキックルール(ヒジ打ち&首相撲あり)には、Bigbangスーパーフェザー級王者の駿太(谷山ジム)が久しぶりの登場。BIgbangフェザー級王者・竹添翔太(インスパイヤードモーション)と王者対決を行う。  駿太は2003年2月にプロデビューし、国内とタイのトップ選手を相手に渡り合ってきた42歳の大ベテラン。2020年11月のビッグバン10周年記念興行では宮崎勇樹を判定で下してBigbangスーパーバンタム級タイトル3度目の防衛に成功すると、3月には元新日本キックボクシング協会ライト級4位の渡邊涼介をヒジ打ちで2RにKOした。2021年8月にジョムラウィーに判定勝ち、2023年12月にはTAKAYUKIにも判定勝ちと連勝中。戦績は41勝(15KO)23敗4分。  竹添はアマチュア時代からBigbangに出ている生え抜き選手で、6勝(2KO)2敗で臨んだ2024年3月のBigbangフェザー級王座決定戦で久保一馬を破り、王座に就いた。今回はヒジありルールでレジェンドに挑む。  第10試合の67.5kg契約3分3Rでは、山際和希(谷山ジム)が水上陽生(ポゴナ・クラブジム)と対戦。  山際は2009年に全日本学生キックボクシング連盟ウェルター級王者となり、プロデビュー後も順調に勝ち星を積み重ね、2015年6月にBigbangウェルター級王座を獲得。2017年2月まで11連勝を記録した。K-1 JAPAN GROUPには2013年から参戦し、2020年8月の第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントで連続KO勝ちして悲願だったKrush王座に君臨したが、2021年1月の初防衛戦に敗れて王座を失った。前戦は2024年6月に同じくK-1グループで活躍する昇也にダウンを奪われ判定負け。40勝(13KO)22敗5分。  水上は小学校から高校3年生まで野球に打ち込み、特待生として長野県の高校で寮生活。しかし、甲子園出場の夢は叶わず3年の夏に引退した。キックボクシングは大学2年生から始め、Krushをホームリングとする。戦績は2勝(2KO)6敗1分。  そして第9試合の70kg契約3分3Rでは、山崎陽一(KIKUCHI GYM)と松下大紀(BELIEVE MAN)のK-1グループ対決。  山崎は大学時代にJリーグのセレクションを受けたこともあるサッカーエリートだったが、格闘技の道へ転向。K-1 JAPAN GROUPには2010年10月から参戦し、佐藤嘉洋、中島弘貴、松倉信太郎らと対戦。強靭なフィジカルとパワーが持ち味のベテラン。2017年9月にはBigbangスーパー・ウェルター級王座を獲得。2018年9月の試合を最後にリングから離れたが、2022年3月に復帰。夜叉猿に敗れるも、10月にはアラン・ソアレスにKO勝ちして復活。2023年3月に森田奈男樹に判定負け、8月に小田尋久にKO負けで戦績を25勝(14KO)19敗4分とした。  松下はスーパー・ライト級で戦い、2019年1月には鈴木勇人と第7代Krushスーパー・ライト級王座決定戦を争ったが、その試合を最後に一気に2階級上げてスーパー・ウェルター級に転向。その第1戦では1月にEITOを初回KOに降したが、城戸康裕、アビラル・ヒマラヤン・チーターにKO負け。近年はビッグバンで戦い、前戦は2024年6月、KONZISIBADBOYに判定2-1で競り勝った。
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