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【KNOCK OUT】古木誠也と対戦のペルシバル「遊びに来たわけじゃない」、チュームーシーフーを迎え撃つ元山祐希「怖いが楽しみ」

2024/08/03 18:08
 2024年8月4日(日)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.3』(U-NEXT配信)の前日計量&記者会見が、3日(土)都内にて正午より行われた。計量は全選手がパス。  第8試合のスーパーファイトKNOCK OUT-BLACK -56.0kg契約3分3R延長1Rで対戦する、古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者)は55.8kg、サンティアゴ・ペルシバル(アルゼンチン/ISKA K-1ルール・アルゼンチン・ライト級王者)は55.45kgで計量をパス。  古木は「明日は初めての外国人選手との試合で楽しみにしています。遠くから日本に来ていただきありがとうございます」と挨拶。ペルシバルは「十分に今回の試合準備を積んできた。対戦相手にはリスペクトを持っているが、自分が勝てることを期待している。日本は初めてなのでいい印象を与えたい」と意気込み。  試合へ向けて特に強化してきたことを聞かれると、古木は「自分自身の良さを高めるいつも通りの練習をしてきました」、ペルシバルは「基本的には普段から厳しい練習をしていると自負している。今までやってきた練習を試合で活かせることを目標に頑張ってきた。普段通り厳しい練習をしてきた」と答える。  初来日のペルシバルは「ムエタイがメインだが、ヒジ無しの経験もたくさんある。自分自身、攻撃的なスタイルなので明日は良い結果を出せることを期待している」と、BLACKルールにも自信を見せた。  古木については「王者にはリスペクトを持っている。でも、遊びに来たわけじゃないので自分の実力をいかんなく発揮できるように頑張るつもりだ」と話す。  対する古木は外国人との初の試合に「自分はいつも通りの戦いをするだけです」とした。  第7試合のKNOCK OUT-BLACKフェザー級3分3R延長1Rで対戦する、チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)は57.3kg、元山祐希(武勇会/INNOVATIONフェザー級王者)は57.5kgでそれぞれ計量をパス。  元山は「KNOCK OUTには1年ぶりの参戦ですが、初めて参戦した時は久井選手で、今回も最強クラスと対戦することになりました。今の自分がどれだけ通用するか、怖いですが楽しみです」とし、チュームーシーフーは「来日は3回目ですが、来る毎にリラックスしているので状態は非常にいいです。ご期待ください」と挨拶。  試合へ向けて特に強化してきたことを聞かれると、元山は「基本の徹底と、相手は身体が強いので僕もフィジカルを徹底して鍛えてきました」、チュームーシーフーは「前回の試合から中国に帰って、故郷に帰ってファミリーと話し合いました。私の目標は今回も勝って、次の目標にチャレンジしたい。元山選手の対策をして基本的な訓練を毎日してきました」と答える。  その目標とは龍聖の王座返上により空位となったKNOCK OUT-BLACKフェザー級王座のことか、と聞かれると「私はイ族を代表して格闘技の世界王者のベルトを持ち帰りたい。その夢がKNOCK OUTで叶いそうになっている。元山選手と目前に対峙しているが、その目標を阻むのでであればKOで倒して私が王者に君臨したい」と、目指すはKNOCK OUTのタイトルだとした。  元山はチュームーシーフーと初めて顔を合わせた印象を聞かれると「正直、強そうだと思いました。でも楽しみです。どれだけ自分が通用するか。この男を強くないと言う人はいないと思う。通用するか分からないけれど、やってきたことを全部出すだけです。多分大丈夫だと思います」と、チュームーシーフーの強さを認めつつ、攻略に自信をのぞかせた。  第6試合のKNOCK OUT-REDライト級3分3R延長1Rで対戦する、髙橋亨汰(髙橋道場/元日本ライト級王者)は62.4kg、下地奏人(RIOT GYM)は62.5kgで計量をパス。  下地は「去年12月、体重オーバーで試合がなくなってしまってKNOCK OUT、栗秋選手、ファンの皆さんにご迷惑をおかけしたことをお詫びします。今回はしっかり計量クリアしたので、自分の試合をしっかり見せられるように頑張ります」、高橋は「僕も去年12月に久井選手と決まっていましたが、諸事情で試合がなくなりご迷惑をおかけしました。12月の試合がなくなってしまった者同士の試合なので、明日は責任をもって盛り上げたいと思います」と、両者とも12月の試合がなくなってしまったことを詫びると共に、禊となるいい試合を見せたいと意気込んだ。  試合へ向けて特に強化してきたことを聞かれると、下地は「自分は相手がよく動く選手なので走り込み、動けるようにするところに力を入れました」と対策したと言い、高橋は「特別何かをやったわけではなく、基礎を徹底しながらいつも通り変わらない練習をしました」と答えた。  KNOCK OUTで見せたいものは何かとの質問には、下地は「下地奏人というのを観客の皆さんに魅せられたら」と自分らしさを見せたいとし、高橋は「下地選手は駆け引きが上手だと思いますが、それは僕も得意。その駆け引きじゃないですか。僕は結構動くと思うので、他の選手にはない試合展開になると思うのでそこを楽しみにしていて欲しい」と語った。
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