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【RISE】白鳥大珠が北海道で連続KO勝ちのファーパヤップと対戦、那須川龍心はRIZINで対戦したジョンミンと再戦、常陸飛雄馬はカルメノフと国際戦

2024/07/31 20:07
【RISE】白鳥大珠が北海道で連続KO勝ちのファーパヤップと対戦、那須川龍心はRIZINで対戦したジョンミンと再戦、常陸飛雄馬はカルメノフと国際戦

白鳥、常陸、那須川の対戦相手が決定

 2024年9月8日(日)神奈川・横浜BUNTAI『RUF presents RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA』の追加対戦カードが発表された。


 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1Rで、同級2位・白鳥大珠(TEAM TEPPEN)がファーパヤップ・GRABS(タイ/GRABS)と対戦する。

 白鳥はキックボクシングからボクシングに転向し、8勝(5KO)3敗の戦績を残してキックボクシングにカムバック。2019年2月に第5代RISEライト級王者に輝くと、3月に開幕した「RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament」で優勝。2021年6月の「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」では皇治らを破って優勝。2023年は3月にK-1との対抗戦で佐々木大蔵に勝利、6月のフランス遠征は無効試合、12月にザカリア・ゾウガリーをKOしたが、2024年3月はイ・ソンヒョンに判定負け。6月にペトル・モラリから勝利をもぎ取った。戦績は29勝(11KO)10敗1分1無効試合。

 ファーパヤップは北海道在住で、TOMONORIが代表を務めるGRABSでトレーナーを務めながら『BOUT』に出場。『BOUT 46』では小島大輝を問題無くKO、『BOUT 47』ではエキシビジョンマッチながら北濱清悦をKO、『BOUT49』ではオープンフィンガーグローブマッチで高木亮もKO。BOUTでは無敗を続けている。戦績は150勝(20KO)10敗20分のサウスポー。


 白鳥は年末に開催が決定している-65kg世界トーナメントに出場が“内定”しているが、もしここで敗れることがあれば内定取り消しになりかねない。白鳥は「強豪タイ人に相手が決まりました。9月、12月、その先を見据えて爆発的な勝ち方で勢いをつけて12月へ向けて突っ走りたいと思います」と、この試合で勢いをつけたいとコメントしている。


 スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1Rでは、フライ級1位・那須川龍心(TEAM TEPPEN)vs.シン・ジョンミン(韓国/オーサムマルチジム)が決定。

 那須川はアマチュア大会で数々の優勝を経て、2022年4月のRISEでプロデビュー。2戦目で6月の『THE MATCH 2022』でK-1の大久保琉唯に判定で敗れ初黒星を喫したが、フライ級に階級を下げると3連勝。2月の「RISE NEW WARRIORSフライ級トーナメント」の準決勝で塚本望夢に判定で敗れるも、その後は6連勝。2024年6月には塚本へのリベンジを果たした。また、2023年大晦日の『RIZIN』でMMAに初挑戦し、シン・ジョンミンにパウンドでTKO勝ち。戦績は9勝(2KO)2敗。


 ジョンミンは15歳の時に那須川天心の試合を見て憧れ、キックボクシングを習い始めたという。アマチュア大会で5戦4勝1敗の戦績を残し、2022年8月にプロデビュー。2023年8月には初来日を果たし、福岡で開催された『KING OF STRIKERS 41』で王者の堀凌生とメインイベントで対戦。1R序盤から積極的に攻め相手からダウンを奪うも、2Rにダウンを許し逆転TKO負けとなった。龍心とは2023年大晦日のRIZINにてMMAルールで対戦し、那須川を腕十字で追い込んだが最後は那須川のパウンドでマットに沈んだ。キックボクシング戦績は2勝2敗。


 RIZINからRISEの舞台へ、MMAからキックボクシングへと移って再び拳を交わらせる。那須川は「9月に戦う相手は前回RIZINで戦った選手です。自分はタイトル前哨戦だと思っているので、ここは圧倒的にKOしてタイトルマッチにつなげようと思います」と、これに勝って王座挑戦へ漕ぎつけたいとコメント。


 -61.5kg契約3分3R延長1Rでは、スーパーフェザー級2位・常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)がアリシェル・カルメノフ(カザフスタン/Nural sports school)と対戦。

 常陸はテコンドーをバックボーンに持ち、2016・2017年全日本学生キックボクシング連盟フェザー級王者の実績を持つ。2019年7月に清水将海にKO勝ちしたのを皮切りに8連勝を飾り、2023年1月にはRISEスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リーに挑戦したが、延長Rで敗れタイトル奪取ならず。8月には大雅に延長戦で敗れた。12月に勝次をKOして再起するも2024年3月にK-1との対抗戦で江川優生に延長Rで惜敗。YA-MANと同門の強打の持ち主。戦績は10勝(8KO)5敗1分。


 カルメノフはフルコンタクト空手で様々な大会に出場して活躍、現在は空手と並行してキックボクシングの試合にも出ているという。ローキックとパンチを得意とし、特に右フックが強烈。2023年8月のRISEに初来日し、中村寛と対戦したが、中村の肩の脱臼で無効試合となった。戦績は5勝1敗1無効試合。


 常陸は「前回3月にK-1で負けてしまって悔しくて、勝つために強くなるために過ごして来ました。間違いなく強くなった姿を見せられると思います。相手は爆発力があって回転系だったり、来年の60kgトーナメントへ向けて2人(大雅とチャンヒョン・リー)にやり返したいので常陸は強かったってところを見せます。絶対にKOで倒します」とKO宣言している。

 また、オープニングファイトとして以下の3試合も決定している。

▼オープニングファイト フライ級(-51.5kg)3分3R
酒井柚樹(TEAM TEPPEN)
野嶋琉生(TARGET SHIBUYA)

▼オープニングファイト ミニフライ級(-49kg)3分3R
宮﨑若菜(TRY HARD GYM/同級4位)
登島優音(NEXT LEVEL渋谷)

▼オープニングファイト ライト級(-63kg)3分3R
G-REX(TEAM TEPPEN)
杉田優牙(D-BLAZE/2023年Amateur RISE Nova全日本トーナメント-55kg級優勝)

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