パトリシオ・ピットブルとの大晦日での再戦をアピールした鈴木千裕(C)RIZIN FF
2024年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『Yogibo presents 超RIZIN.3』のリング上に、パッキャオ戦を負傷欠場したRIZINフェザー級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が登場。
マイクを握ると「まずは、手の骨折で試合飛ばしちゃってごめんなさい。本当にごめんさない。ただ、こんなんで終わらないです。ずっと昔から話していたのがあって、どうしても戦いたい相手がいて、大晦日でピットブルともう一回やりたくて。ベルト懸けて、しかもBellatorのベルトを懸けてやりたくてここに来たんです。俺がピットブルにKO勝ちした時に、タイトル挑戦の権利を得たとかいろいろぬかしていたのに全然やる気見せないですよね。だからみんな、これを拡散してください」と、大晦日にBellator世界フェザー級王者パトリシオ・ピットブル・フレイレ(米国)と対戦したいとアピール。
両者は2023年7月に70kg契約で緊急対戦し、鈴木が初回KO勝ち。その後、パトリシオは自身のSNSで「お互いベルトかけましょう。アメリカで待ってるぞ、"くそガキ"」とダブルタイトル戦をやろうと投稿。鈴木も「いつでもやってやんぜピットブル。アメリカで待ってろ、“くそジジイ”」とやり返していた。
鈴木は続けてカメラへ向かって「ピットブル、やろうぜ。ベルト懸けて。やりたいんだろ、俺と。ぶっ飛ばしてやるぜ、よろしく」とパトリシオへメッセージ。
「みんなに約束するから。みんなが広めてくれたら確実に大晦日で出来ると思うので、力を貸して下さい。お願いします」と、SNSなどで鈴木千裕vs.パトリシオ・ピットブル・フレイレの試合を見たいなどと拡散してほしいとした。
鈴木は「で、9月か10月、アメリカに乗り込んで喧嘩売りに行きたいんですけど」と榊原信行RIZIN CEOに直訴。榊原CEOも「はい、喧嘩売りに行きましょう」とこれを受諾。一緒にアメリカへ行って対戦を直訴することを約束した。
しかし、フェザー級では6月にフアン・アーチュレッタに一本勝ちしたクレベル・コイケがコンテンダーに名乗りを挙げ、鈴木もその場で対戦を承諾したばかり。大晦日で鈴木千裕vs.パトリシオ・ピットブル・フレイレ2は実現するのか。