▼第6試合 第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント準決勝(1) 3分3R延長1R
〇黒川瑛斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 1R 2分29秒 ※3ノックダウン
×林 佑哉(K-1ジム大宮チームレオン)
※黒川が決勝戦へ進出。
黒川は2022年5月にプロデビューすると5戦目まで負け無しだったが、2023年10月の6戦目で大久保琉唯に初黒星。2024年3月、鵜澤悠也を左ストレートでKOして再起を飾っている。伸びる左ストレートと大きく振り抜く右フック、思い切りのいいパンチが武器で戦績は5勝(1KO)1敗1分。
林はRKSバンタム級王者、ジャパンカップキックボクシング同級王者のタイトル歴があり、ホーストカップやイノベーションに出場。2024年1月からKrushに参戦。坂本寿希に判定勝ちして初陣を飾ると、6月には白幡太陽をKOしている。戦績は16勝(12KO)5敗4分。
1R、右ミドルと右ローを蹴る林に、サウスポーの黒川はまっすぐ伸びる左ストレート。黒川は左ストレートからの右フック、右アッパーも放つ。黒川が右フックのフェイントからの左フックでダウンを奪う。
黒川はここで焦ることなく右フックからの左ストレート、三日月蹴り。右アッパーからの右フックで2度目のダウンを奪うと、最後は左フックでダウンを奪い鮮やかなKO勝ち。決勝戦へコマを進めた。
「どうですか、これがバンタム級です。本当は白幡選手と峯選手の試合と見て比べてもらってどっちが勝つか予想して下さいと言いたかったけれど、白幡選手のエキシビションの試合と僕のこの試合を見てどっちが強いのか考えながらでも10月楽しみにしていてください。僕がベルトを巻くので楽しみにしてください」と黒川はアピール。
白幡は「エキシとこの試合を比べないでください。10月の決勝戦、メインだと思うけれど生まれて初めて母親が会場に来た時に、いつか兄と同じ興行に出て勝つ姿を見たいと言われたので、前座になるかもしれないけれどお兄ちゃんも出してもらって、10月は2人で白幡兄弟の日にするので、いいお酒が飲めるような試合をするので見に来てください」とアピールした。