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2024年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents 超RIZIN.3』に出場する全選手の個別インタビューおよび公式撮影が26日(金)行われ、20時過ぎの最後のマニー・パッキャオ(フィリピン)が質疑応答に出席し、終了。関係者が出席を呼び掛けていた平本蓮(剛毅會)は、会場に姿を現さなかった。
朝10時からのトップバッターで出席する予定だった平本は、前日の25日午後9時前に「残すは水抜き! 過去最高に仕上げる」とXに投稿していたが、26日昼過ぎに「水抜き当日に9時半集合は無理だろ 行きませーん」「俺も昼間集合なら喜んで行ったよ」と投稿し、メディアインタビユーキャンセルを宣言した。
しかし、当初は18時からの最後に平本のインタビユーが組まれており、平本陣営からの要望で1番手に変更されていた。
メインイベントの「ラストマン・スタンディング・タイトルマッチ」RIZINフェザー級(66kg)5分5Rで、平本と対戦する朝倉未来(ジャパントップチーム)は昼過ぎに登場。平本が時間通りに来場しなかったことを聞き、「自己中な奴だとは思いますね。俺はプロモーションのために技も見せたり協力してきた。あいつは自分が勝つことしか考えてないんでしょう?『俺たちだったらTHE MATCHを超えられる』とか言っていて、勝ちに徹してきている。それで負けたらめちゃくちゃダサいよって。全く負けると思わないです」と語っている。
RIZIN側は平本陣営とコンタクトは取れたものの、平本とは話せず。出場者に義務付けられたインタビユー参加説得はならなかった。
大会前に行われたファン参加のイベントをドタキャンしたのに続き、今回のインタビユーと公式撮影の欠席は、平本にどんな事情・思惑があるのか。
66kg契約試合に向け、前日計量は27日の朝10時から予備計量、11時から14時まで「本計量」が行われ、15時30分からファンクラブも参加する「公開計量」が行われる。
27日11時からの本計量に向け、朝倉は「今朝で70.5kgくらい。昨日から塩分カットしているのであと4kgくらいですかね。キツいはキツいと思うけれどケラモフの時は6kg(水抜きを)やったので」と、2023年7月に黒星をつけられた前戦ヴガール・ケラモフ戦の時ほどの無理はないと語った。
また、朝倉は当初は「無制限ラウンド」で予定されていた今回の試合が「2週間前に」5分5Rのラウンドマストに決まったことも明かしている。
そして、平本蓮はここまでのイベント欠席で、万全を期すために最後の最後のギリギリまで様々な調整を行っているのか。
その姿は、27日15時30分からの「公開計量」で明らかとなる。