MMA
インタビュー

【超RIZIN】安保瑠輝也がリミットまであと3.5kg、打倒パッキャオのカギは「リーチを活かした戦い方」と「リズム感」

2024/07/26 15:07
 2024年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents 超RIZIN.3』に出場する全選手の個別インタビューが、26日(金)都内にて行われた。  第10試合のRIZINスタンディングバウト特別ルール69.0kg契約3分3Rで、マニー・パッキャオ(フィリピン)と対戦する安保瑠輝也(MFL team CLUB es)は「練習をずっとやることやってきたので、あとは水を抜くのに3.5kg、しっかり集中してやり切るって感じです」と、減量中のためやや元気がない様子で話し始めた。 「6月下旬から7月の頭くらいから落とし始めて、82kgから来たので12~13kg落とす。かなり計画的にやったので動ける状態ではないですが、顔つきはいい。K-1の頃と比べれば減量が上手くなったと思いますがめちゃキツいです」と苦笑。  前日に行われたパッキャオの公開練習は「もちろん見ました。スピードも速くてパワフルなフック、アッパーとか強いパンチを打っていて。最後にやったエキシビションマッチを見たけれど、その時よりも確実にいい仕上がりで来てくれたので試合が楽しみです」と、パッキャオが本気で来てくれたことに喜び、パッキャオのハンドスピードに関しては「普通に映像で見た通りだと思った。でも、あれがそのまま出るわけじゃない。あれはパッキャオ選手のアップの仕方であって、そのまま試合に出るというイメージは持っていない」とした。 「もちろん戦術は100%作っています。1Rやってみてハマるかハマらないか、やってみてそこからインスピレーションや自分の本能に任せようと思っています。どんな展開になるのかは正直自分でも分からないです。でもどんな展開になろうが、自分が作り上げてきたボクシングをパッキャオ選手にぶつけて必ず勝つつもりでいます」という安保。  その中でリーチの長さがアドバンテージだと感じているのでは、と聞かれると「もちろんリーチが長い方が遠い距離では当たりやすい。でも近くにいれば短い方がパンチが当たりやすい。なので一長一短ですが、リーチを活かした戦い方をしたいと思っています」とする。  リーチ以外で、元々キックボクサーである自分の方にアドバンテージがあるとすれば、との質問には「リズム感です」ときっぱり。 「4年くらいボクシングはやってるけれど、僕がやってきたボクシングはボクサーのスタイルでボクシングを覚えるのではなく、キックボクシングで有利に立つためのボクシングを積み上げてきました。今回はそれを改良してきた。そこでボクサーのみんなに言われるのは、リズムをつかみにくいというので、パッキャオもそういうタイプだと思うので戸惑うと思います」と、ボクサーとは違うリズムがカギとなるとした。
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