(C)RIZIN FF
2024年7月28日(日)『超RIZIN.3』(さいたまスーパーアリーナ)メインイベントで行われる「朝倉未来vs.平本蓮」の試合前に予定されていた歌手の手越祐也による国歌独唱が「取りやめ」となることをRIZINが22日、発表した。手越が辞退を申し出たため。
▼RIZINフェザー級(66kg)“ラストマン・スタンディング”タイトルマッチ 5分5R
朝倉未来(ジャパントップチーム)
平本 蓮(剛毅會)
国歌独唱がRIZINから発表後、メインの両選手が反発を表明、朝倉はXで「俺はRIZINフェザー級のベルトを取りに行くから、あのベルトはいらない 盛り上げるために気を利かせてくれた運営には感謝します 試合前の国家斉唱とかはなしにしてください リングに上がったらすぐ戦いたい」と投稿。平本も「国歌斉唱もいらないし」とし、同意見を表明していた。
また、今回の国歌独唱の中止に、朝倉は「関係者の方々、対応ありがとうございます 俺は俺の仕事を全うする 盛り上がり最高潮のまますごい試合見せる」と記している。
以下はRIZIN FF 事務局より発表された、国歌独唱中止のリリース全文。
◆RIZIN FF 事務局より
朝倉未来 vs. 平本蓮戦における国歌独唱の件に関して
掲題の件について、7月20日に実施しました記者会見において本試合のルールとラストマンスタンディングベルトが賭けられることを、そして同日テレビ埼玉にて放送した特番の中で、国歌独唱を手越祐也さんにお願いすることを発表させていただきました。
弊社としては、この一戦が少しでも世間の耳目を集め、より多くの方々に見ていただく方策として、このようなオファーをし、手越さんにはご快諾をいただいておりました。
しかし、事前に我々から選手サイドへの説明不足もあり、大きな反発を招くこととなってしまいました。加えて選手からの一方的な発信に乗じた人たちから手越さんへ直接、誹謗中傷やへイトメッセージがSNSで送りつけられる事態となり、多大なるご迷惑をおかけすることとなりました。
本当に申し訳なく思っております。
手越さんには「自分の大好きな格闘技、注目の一戦に花を添えられるのであれば、是非」という思いで引き受けていただいにもかかわらず、ご不快な思い・悲しい思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます。もちろん、手越さんご本人だけでなく、手越さんのファンの方々も傷つけてしまったことは、もちろん我々の本意ではありませんが、深くお詫び申し上げます。
このような状況を受けて、我々は手越さん側とも急遽話し合をもち、どのようにすべきかを検討をいたしました。
手越さんからは「あくまで試合や選手が主役。ボクは少しでもそれを盛り上げられればという思いで引き受けた。しかし、それが望まれていないのであれば今回の国歌独習は辞退させてほしい」というお話をいただきました。
本来であれば、今回の国歌独唱をはじめ、試合周辺のプロモーションや盛り上げは選手ではなく弊社の判断で決めることという認識ではありますが、現状においてここまでのネガティブな様相になってしまったにもかかわらず、手越さんや手越さんのファンに悲しいを思いをさせてしまったことを押し通して、これを完遂するという判断には至りませんでした。本試合における国歌独唱は取りやめさせていただければと思います。
弊社の選手管理や本件の進め方に落ち度があったことで、手越さんにこのような思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げる第です。
また手越さんからは「それでも朝倉未来選手と平本蓮選手の試合は、変わらず注目をしているし、二人には最高の試合をしてほしいと思っています」と、寛大なお言楽をいただきました。
手越さんへの誹謗中傷やヘイトはおやめください。
本当に盛り上げに寄与したいという思いで引き受けていただいた方に、骨雑言や悪口を浴びせる行為はあってはなりません。いますぐにやめていただくようお願い申し上げます。
責められるべきは弊社であると考えています。
また、手越さんの国歌独唱を期待されPPVを購入された手越さんファンの方々におかれましては、返金対応を取らせていただきます。詳しくは下記をご確認ください。
手越さん並びに手越さんファンの方々には、深くお詫び申し上げます。
株式会社ドリームファクトリーワールドワイド
RIZIN FF 事務局より
返金をご希望されるお客様へ
手越さんの国歌独唱を目的に購入されたお客様には返金対応いたします。
詳しくは手越祐也オフィシャルホームページ・手越祐也オフィシャルファンクラブにてご確認ください。
https://yuyategoshi.com/