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2024年7月21日(日)午後6時から東京・後楽園ホールにて開催される『プロフェッショナル修斗公式戦 2024 Vol.5』の前日計量が20日、都内にて行われ、全11試合中、10試合に出場する選手が計量を一発でクリアした。
メインイベントは、「世界バンタム級チャンピオン決定戦」。安藤達也(フリー)が、5月8日付けで返上したベルトを巡り、環太平洋王者で世界1位の藤井伸樹(ALLIANCE)と、3位の齋藤奨司(FIGHT FARM)が王座を争う。
▼メインイベント 第11試合 世界バンタム級チャンピオン決定戦 5分5R
藤井伸樹(同級1位・ALLIANCE)60.8kg
齋藤奨司(同級2位・FIGHT FARM)60.9kg
藤井は、2022年に齋藤翼、石井逸人に判定勝ち。2023年7月に竹中大地に判定負けも、2024年1月に須藤拓真に判定勝ちで環太平洋王座の初防衛戦に成功している。
対する齋藤は約1年2カ月振りの復帰戦。“倒される前に倒して勝つ”津田沼魂を継承するスタイルで、ランカーの野尻定由、須藤拓真を立て続けに撃破するも、負傷箇所のメンテナンスを施す為、長期欠場を余儀なくされていた。
計量を60.9kgでパスした齋藤は、「FIGHT FARMの齋藤奨司です。この日のために1年かけて作ってきました。仕上がり最高です。明日、最高の試合をします」と意気込み。
藤井は、「最後まで集中して、5分5R、楽しみたいと思います」とゾンビ沼に引き摺り込む覚悟を見せた。
なお、セミファイナルで予定されていた「環太平洋フェザー級チャンピオン決定戦」に出場する予定だった上原平(リバーサルジム横浜グランドスラム)と竹原魁晟(THE BLACKBELT JAPAN)の一戦が、竹原が体重調整中に体調不良を起こし、計量会場に来ることが出来ず。同試合は中止とすることが発表された。
なお、対戦相手の上原は規定の時期内に契約体重をクリアしている為、「ISC認定 JSA公式ルール」に則り、公式記録は上原平の不戦勝となった。また両者で争われる予定だった環太平洋フェザー級王座には上原平が認定された。試合当日は、上原の王座戴冠セレモニーが行われる予定。
▼第9試合 フェザー級 5分3R
椿 飛鳥(同級世界1位・トライデントジム)65.7kg
たてお(ELEVEN)※飯田健夫から改名 65.5kg
第9試合のフェザー級に出場するたておは、「どうも飯田健夫から改名した“たてお”です。何の差で勝つかって言ったら、一番は支えるパートナーがいるかいないかの差で勝つことが出来ます。僕には北海道に帰って愛する妻がいるので、その支えで確実に勝ちにいきます。宜しくお願いします」と、愛の力で勝利すると宣言。
その言葉に、たておの顔をハッと見つめ、なぜか股間を押さえて苦笑した椿は、「トライデントジムの椿飛鳥です。えーと、ちょっとコメントし辛いんですけど、計量オーバーと怪我とインフエンザと、そして逮捕に気を付けて試合が迎えられて嬉しいです。よろしくお願いします」と笑顔で語っている。
全10試合となった、『プロフェッショナル修斗公式戦vol.5』の当日券は、後楽園ホール1階チケット売場にて16時から販売開始。また大会の模様は「ABEMA」格闘チャンネルにて全試合完全生中継される。
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