因縁の師弟対決、この日も舌戦を展開した扇久保(左)と神龍
2024年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents 超RIZIN.3』の記者会見が、20日(土)都内にて行われた。
RIZINフライ級(57.0kg)5分3Rで対戦する、扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)と神龍誠(神龍ワールドジム)が出席。
かつての師弟関係でありながら、過去のトラブルで因縁が生まれた2人。神龍は「追い込みもしっかり終えて、あとはやるだけなので。7年越しにぶん殴れるのを楽しみにしています」と言い放ち、扇久保は「来週の日曜日にトイレ掃除はやったほうがいいのか、どうなのか、全ての答えが出るので必ず僕が勝ちます」と、神龍が当時嫌がったというトイレ掃除を持ち出してコメントした。
師匠の弱点について聞かれた神龍は「ファイトスタイルを見たら分かると思いますけれど、不器用じゃないですか。だからあまりファイトスタイルを変えられないし、ずっとああいうネチネチしたスタイルなので。そこはもう分かり切っているので。あとは僕が速く動いてぶん殴るだけです」と毒舌ぶりを発揮。
これを苦笑して聞いた扇久保は「本当に口悪いなって感じなんですけれど、来週全てが分かるので。これ以上喋っても仕方がないので来週ボコボコにしてやろうと思います」と、リング上で教えてやると言わんばかり。
指導員として見ていた、神龍の足りないところはどこだったかと聞かれると「足りないのはコミュニケーション能力じゃないですかね」と扇久保は笑って答えた。
また、勝利のカギとなりそうなものについて、神龍は「普通にやれば僕が普通に勝つので普通に動くってことですね」、扇久保は「最後まで気持ちをどっちが切らさずに戦うか。そこがポイントになると思っています」とそれぞれ答えている。