「すぐに試合が出来るくらい」と絶好調の斎藤(左)に対し、ネガティブモードだった久保
2024年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents 超RIZIN.3』の公開練習が、13日(土)都内にて行われた。
フェザー級(66.0kg)5分3Rで対戦する斎藤裕(パラエストラ小岩)と久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)が揃ってステージに登壇。
久保は弟の賢司を相手に、ディフェンス中心のミット打ちを披露。自分からパンチを出すよりも、賢司がミットで殴ってくるのをよけてかわす動きを多く見せた。
斎藤はスイッチしながらの、打撃からタックルに入る動きを見せた。
斎藤の強さをどう捉えているかと聞かれた久保は「強いのは分かっていたので、見ていてやっぱり元王者だなって。見るたびに鬱になるので試合が来ないで欲しいと思います」と、何ともネガティブな答え。
勝つ自信を聞かれると「今はちょうど食事制限していて、サラちゃんも前回の試合が終わってからオーストラリアに帰ってしまって会えなかったりで、メンタル的に不安定なんです。カロリー制限していると元気ない。なので非常にネガティブマインドです」と、今はネガティブになっていると話した。
同じストライカーとして、斎藤vs.平本戦は参考にしているかとの質問には「そうですね、それだけでなく斎藤選手の試合は全部見ています。強いなと思います」と、最後までネガティブだった。
それに対して斎藤は「すぐに試合できるくらい、いいコンディションですね」と絶好調を宣言。タイへ練習に行ったことで新たな発見はあったかと聞かれると「発見だらけでしたね。行かないと分からないことがたくさんありました。ここで全てを言うとよくないと思いますが、プラスに感じることが多かったと思います。行ってよかったなと思いますね」と収穫は大きかったという。
以前の会見で「最短で終わらせる」としていたが、その考えに変わりはないかとの問いには「勝つならこういうパターンだなっていうのが何個かある。ハマればすぐ終わるでしょう。でも、油断はないです。いい状態で試合に臨みたいですね」と、自信は変わらないが油断はしないとした。
最後に久保は「ベストコンディションに持って行けるように頑張りますので、楽しみにしてもらえたら。頑張って1%、2%、少しでも勝てる可能性を上げて日々を過ごしていきます」と近い、斎藤は「あと2週間。チケットが売れてて会場に来れない方はPPVを買って見ていただいて、興行自体良くなると思いますが、自分たちが一番盛り上がる試合をする気持ちがあるので見届けてください」と、面白い試合がたくさんあるだろうが自分たちがベストバウトをお届けすると語った。