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【RISE】志朗vs.田丸辰の世界タイトル戦リマッチが決定、志朗「完全決着と完全勝利がテーマ」田丸「競り勝って倒しに行きたい」

2024/07/10 16:07
 2024年9月8日(日)神奈川・横浜BUNTAI(旧・横浜文化体育館)で開催される『RUF presents RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA』の対戦カード発表会見が、7月10日(水)都内にて行われた。  RISE世界バンタム級タイトルマッチ3分5R無制限延長Rで、王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)vs.挑戦者・田丸辰(TRY HARD GYM)の再戦が決定。  志朗はジュニアキックを経て2009年8月にタイでプロデビュー、翌年1月に国内でプロデビューを果たした。2016年1月にはISKAムエタイ世界バンタム級王座を獲得して2度の防衛に成功。2018年11月からはRISEに参戦し、那須川天心とは2度対戦。2023年3月にディーゼルレックをハイキックでKOし、RISE世界バンタム級王座に就いた。 「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」では準決勝でクマンドーイに敗れ、12月にブンロンを初回KOして再起。2024年3月は田丸辰の挑戦を受けて世界王座の初防衛戦に臨んだが、偶発的なバッティングで無効試合となった。6月にはクリスティアン・マンゾに判定勝ち。戦績は31勝(13KO)6敗4分1無効試合(タイの試合は除く)。  田丸はジュニアキックボクシング出身で、卓越したボクシング技術とディフェンス能力でプロデビュー後は10戦全勝(2KO)と無敗の快進撃で2018年11月に初代RISEスーパーフライ級王者となった。一時はスランプに陥ったが、2022年に階級を下げて臨んだ「初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント」で優勝し、二階級制覇を達成。「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」では決勝でクマンドーイを破り優勝した。前戦は2024年3月に志朗が保持するRISE世界バンタム級王座に挑戦したが、偶発的なバッティングにより無効試合に。6月にはジョン・ヒョヌをわずか35秒でKOした。戦績は18勝(4KO)3敗2無効試合。  会見では伊藤隆RISE代表より、「ファンとお互いが望んだカード。これが世界戦だという試合を見せられるのではないか。これで時を進めることができる。軽量級の最強決定戦がメインとなります」と、メインイベントで行うことを発表した。  田丸は「やっとあの試合の続きが出来ると思うとワクワクします。3月以上の仕上がりを作ってくるので、志朗選手も最高にいい状態で試合が出来たらと思います」、志朗は「仕切り直しというか続きなので、1Rやって感じた部分があると思うのでお互いの答え合わせの場だと思う。どっちが正解なのかの試合になる。3月に魅せられなかったので、しっかり防衛したいと思います」と、それぞれ意気込みを語った。  再びタイトルマッチでの再戦を迎えたことに、田丸は「前回もタイトルマッチだったので、今回もタイトルマッチだと思っていました。でも、ベルトもそうですが志朗選手に勝つことが第一」、志朗は「6カ月後に組んでいただきありがたい。防衛してこそ王者なので、防衛しないと世界王者の証明が出来ない。まだ本当の王者だとは思っていないのでしっかり防衛したい」と、それぞれの捉え方。  前回の偶発的なバッティングで試合続行不可能となったことを聞かれた志朗は、「そこも含めて駆け引き。そこを攻めようか、あれが当たったからこうしようとか、新しい攻防が見られると思うのでお楽しみに」と、前回とは違う展開になるのではないかと答えた。  勝敗の分かれ目となりそうなことは何か、との質問に田丸は「まだ何も考えてなくて(笑)。正直1Rやって全然いけると思ったので、5Rで志朗選手は考えてくる強い選手だと思うから、どんな引き出しがあるのか楽しみな状態で試合をしていたのでワクワクしています」と、“その先”に何があるのかが楽しみだとする。志朗は「完全決着と完全勝利がテーマなので、そこに取り組んでいます」と自分が完全なる勝利を収めるとした。  田丸は「前回は3月のメインを任されたのにあのような内容になってしまい、メインで無効試合になったのは2回目だったので落ち込んだけれど、今回もメインを任されているので、競り勝って倒しに行きたいと思っています」とメインらしい試合をしたいとし、志朗は「今年のRISEは60kg以上の階級が盛り上がっているけれど、今回は55kgがメインを任されたので、前回ノーコンテストとなった分も含めて圧倒的な勝ち方を見せないといけない。世界王者として、これが世界王者だぞって試合を見せないといけないと思っています」と王者らしい試合を見せると約束。  それぞれ6月に試合を行っているが、その感想を聞くと「安定して強いな、全体的にバランスよくて隙が少ないなと思いました」(田丸)、30秒くらいなのでその感想と言われても難しい。スピードの速さが見えたのでそこは改めて警戒するべき点だと思った」(志朗)とそれぞれ評した。  前回の1Rだけで互いの強味・弱味は分かったのかとの質問には、「正直1Rなのでこれはヤバそうだなっていうのは感じなかった。でも頭がいいなと思いました。いろいろ考えてやっているなっていうのがあった」(田丸)、「3分間の攻防だったので、これを狙っている、これは危ないんじゃないかというものがセコンドを含めて見えた部分はある。駆け引きもやってきたりしていて格闘IQも高いと思いましたね。この前の続きを出来るのが楽しみ。でも弱味ははっきりとは見えなかったです」(志朗)と、互いに見えた部分と見えなかった部分があるとした。  同時期にK-1の55kgトーナメントもあり、、意識するところはあるかと聞かれると、田丸は「意識してはいないけれど直近でK-1がありましたし、RIZINもビッグマッチを控えているし、面白いカードがたくさんあると思うけれど、9月のRISEがその中でも抜けて面白かったと言ってもらいたい。そのメインを任されているので、いい内容の試合をしたいと思います」と答える。  志朗は「比較されるのはしょうがないこと。K-1は玖村選手と金子選手が強い状況で盛り上がっているので、そこに入らないといけないと思うし、内容も含めてRISEだけじゃなく格闘技界の55kgを背負いたいと思うので、そこはしっかり勝負しに行きたい」と、意識していると答えた。  この試合に勝ったら今後は55kgで行くのかと聞かれた田丸は、「どうなんですかね。RISEとも話し合ってという感じです。55kgでちゃんと試合するのは初めてなので、自分がどう感じるか。6月にやって53kgも適正だなと思うし、ファンの皆さんが臨むカードをやっていきたいと思います」と、先のことは分からないとする。  また、武尊率いるteam VASILEUSとの写真がSNSにあったことについて「武尊さんのチームの選手方と交流があって。この間は寺田選手と一緒に練習するってことで行きました。今回の試合に向けてもいい練習ができたと思っています」と、出稽古で交流があると説明した。  志朗には、RISE同級王者の大﨑孔稀は意識するかとの質問があり、「意識してないですが、強いと思いますね。それよりもここは田丸選手に対して意識していたので。でも、(8月のタイトルマッチは)見てみたいと思います。半分ファン目線で見ます」と、今は田丸しか意識していないと答える。  最後に、再戦は得意かと問われた田丸は「再戦したのは大﨑選手と政所選手だけですし、それぞれ1勝1敗なので得意かは分からないけれど、大﨑選手の時も政所選手の時も1回目と試合内容が変わっていると思うので、今回もまた違う感じになりますね」という。  志朗は「日本だと鈴木真彦選手と那須川天心くんと再戦して、天心くんには負けているけれど2回目の方が内容は良かったと思うし、タイでは盛り上がった試合はすぐに再戦が組まれるのでよくやっていました。強い選手は2回目の方が強いと言われるので、自分は強いと思っています」と再戦の方が強いと言い放った。  なお、今大会の出場予定選手として白鳥大珠(TEAM TEPPEN)、大雅(TRY HARD GYM)、チャド・コリンズ(オーストラリア)、那須川龍心(TEAM TEPPEN)、パヌワット・TGT(タイ/TARGET)、イ・ソンヒョン(韓国/RAON)も発表された。
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