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【シュートボクシング】ONEで勝利した魁斗が凱旋、RISE4位の平野凌我と対戦「技術のレベルで言ったら僕の方が上。そのうえで強さを見せて倒したい」

2024/07/09 23:07
 2024年8月17日(土)東京・後楽園ホール『SHOOTBOXING 2024 ACT.4』(U-NEXT配信)の対戦カード発表記者会見が、7月9日(火)都内にて行われた。  エキスパートクラスルール58kg契約3分3R延長無制限Rで、SB日本フェザー級2位・魁斗(立志會館)とRISEフェザー級4位・平野凌我(MTS)が対戦。  魁斗は立志會館・坂口立起館長の実子で“西の天才”と評されているシュートボクシングのテクニシャン。2020年2月に笠原友希に惜敗するまでは負けなしの8連勝を記録していた。同年11月には兼田将暉にRKSスーパーフェザー級タイトルマッチで勝利、2021年7月には門口佳佑からも勝利を奪った。 【写真】ONEキックボクシングでシャンテンとの激闘を制した魁斗(C)ONE Championship 同年10月にHOOST CUP日本フェザー級王座を獲得すると、RISEで梅井泰成、安本晴翔をも破り2023年10月に門口とRISEフェザー級タイトルマッチで対戦したが判定で敗れた。元Krush王者の新美貴士とはドロー。2024年6月に『ONE Friday Fights』に初参戦するとラン・シャンテンに完勝を収めた。戦績は15勝(1KO)4敗1分。  平野はジュニアキック出身で、中学生の時には那須川天心とも対戦。2019年にプロデビューし、同年に行われたABEMAの「那須川天心挑戦者決定トーナメント」で決勝まで進出するも門口佳佑に敗れた。その後はRISEを主戦場にし、2022年3月にはRISEフェザー級王座決定戦を梅井泰成と争うも王座獲得ならず。2024年3月、國枝悠太をKOで破りMA日本フェザー級王座を獲得した。14勝(6KO)6敗1分。2021年10月には現SB日本フェザー級1位・手塚翔太にもKO勝ちしている。  会見には魁斗のみ出席。「久しぶりにSBで試合をやれるので、他団体で培ってきたものを出して倒しに行きたい」と意気込み。  平野の印象については「あまり気にして研究していません。打ち合いはするのかなって印象で。技術のレベルで言ったら僕の方が上。そのうえで自分自身の強さを見せて倒したいですね」と自信のコメント。  RISEやホーストカップ、ONEでの試合を経験し、「ルールが違うので投げがなかったり、首相撲がなかったりで、いろいろな戦い方だったりが練習の中で得られて幅が広がりました」とした。 【写真】カーフキックを得意とする平野 平野はカーフキックを得意とし、打ち合いを好むスタイル。そういう相手にどう戦うかを聞かれると「カーフキックはディフェンス全然出来るし、対応は出来ます。打ち合いでもどの局面でも負けないので、打ち合いをしてきたら付き合うのないけれど、一方的に倒したいですね」とする。  同席したシーザー武志会長からは「判定ばかりじゃ魅力がないよと話をしている。倒しに行くような戦いを見せて欲しい。頼むよ」との檄が飛び、「今までは勝つことにフォーカスを当てて練習していたんですが、前々回から倒すための練習をしてきて、前回倒し切れなかったけれどそこは成長していると思うので、倒し切れるようにしっかり仕上げたい。しっかりKOして次につなげたい」と、今度こそ練習の成果を発揮したいと答えた。  そして「SBのベルトもそうだし、RISEと両方ベルトを狙っていきたいと思っています」と、2団体の王者を目指すと目標を語った。 ●平野凌我のコメント「ずっと戦いたかったRISEのトップランカーでもある(RISEフェザー級1位)魁斗選手とシュートボクシングのリングで試合を組んでもらえて最高に嬉しいです。自分が国内フェザー級最強になるために、絶対に勝たなければいけない試合です。魁斗選手、最高の試合にしましょう」
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