▼バンタム級(61.3kg)5分2R+EX
〇平井総一郎(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
[判定3-0]
×グエン・グエン・チュオン(C88 Martial Arts)
1R、ともにサウスポー構え。右ジャブの刺し合いから右アッパーで飛び込み、ボディロックは平井。シングルレッグに切り替え崩すが、正対したグエンがバッククリンチでヒザ。しかし半身で受ける平井が対角のヒザに右足を差し込み後方にテイクダウン。際で上を取り、ハーフからバックマウント気味に殴るが、正対際に首相撲ヒザを潰されて下に。
平井は外がけ外ヒール狙いから立ち上がり。右で差して押し込むも突き放すグエンが左右で前に。
右で差して押し込むのはグエン。崩して平井をテイクダウンも、平井の外ヒールに回転。外し際に両者立ち上がりも右アッパーから打ち返しにカウンターのダブルレッグテイクダウンは平井。パスからマウントでパウンドもブザー。
2R、詰めてシングルレッグは平井。ハイクロッチから中央側に引き出すが、倒れないグエンが右で差して押し込み。バッククリンチに平井はアームロック狙い。キムラクラッチを組んで前転して回して上に。ハーフのグエンを寝かせて1R同様にパスガードマウント。バックマウントになるが、グエンは正対して上に。そこに下から肩固めを合わせる平井だが、ずらしたグエンは首を絞められながらも左手で腹にパウンド。腕と頭を抜くとパウンドからトップでニアマウントに。しかし、すぐに平井が足を戻してブザー。
判定は3-0で平井が勝利。豪州でのスティーブ・エルセグ戦を含む5連敗から脱出、約2年ぶりの白星を掴んだ。