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2024年7月12日(金)に無観客&配信(ザ・ワンTV)にて開催される『GLADIATOR CHALLENGER SERIES02 : Matsushima vs Sodnomdorj』にて「GLADIATOR次期挑戦者決定トーナメント準々決勝」として、前王者パン・ジェヒョク(KTT/韓国)と石田拓穂(総合格闘技道場reliable)の対戦が決定した。
フェザー級次期挑戦者を決める同トーナメントでは、7月7日(日)の『GLADIATOR027』で、チハヤフル・ズッキーニョス(MIBURO)vs.中川晧貴(総合格闘技道場リライアブル)、さらに、ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)vs.アドニス・セビジェーノ(フィリピン)が行われる。
▼GLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメント準々決勝 5分3R
パン・ジェヒョク(KTT/韓国)
石田拓穂(総合格闘技道場reliable)
また、ジェヒョクvs,石田が行われる7月12日大会では、松嶋こよみ(ガイオジム)vs.ソドノムドルジ・プレブドルジ(モンゴル)が発表されていたため、今回の試合発表で8選手全員が揃ったことになる。
パン・ジェヒョクは、2023年に実施された「GLADIATORフェザー級王座決定4人トーナメント」に出場し、準決勝で河名マストを破り、決勝ではダギースレンの計量失敗による不戦勝で王座に認定された。しかし、2024年2月の『Challenger Series01』で河名の挑戦を受けて判定負けで初防衛に失敗。今回のトーナメント準々決勝が再起戦となる。
一方、石田拓穂は、GLADIATORと修斗で4連勝後、フェザー級転向初戦となった2024年3月のチハヤフル・ズッキーニョス戦で、1R KO負けを喫したものの、その直前までハイキックからパンチのラッシュで攻め込んでおり、ライト級時代の実績と合わせて挑戦者決定トーナメントに選出された。
昨年来、パン・ジェヒョクのテイクダウン防御の強さと、空間の支配力をベースとしたMMA IQの高いファイトはお馴染みとなっている。
再びトーナメント出場を決めたパン・ジェヒョクは、主催者を通じて「前GLADIATORフェザー級championのバン・ジェヒョクです。河名マスト選手とのタイトル戦では少し怪我があり、満足な準備が出来ず、1Rのチャンスを逃した後は疲弊し、防衛する事が出来ませんでした。初防衛に失敗しましたが、再びベルトを狙えるトーナメントに出場でき、GLADIATORの方々に感謝しております。自分の第一の目標は一日も早くフェザー級ベルトを奪還する事です。万全に備えて前チャンピオンらしい勝ち方をして、準決勝に進みたいと思います。頑張ります!」とコメント。
対する石田は、「今回トーナメントに選んで頂きありがとうございます。しかも一回戦から前回王者とやらせて貰えるなんて、僕からしたら美味しいことだらけです! まずは先のことは考えず今回の試合、腹を括って挑みます! バッチリ盛り上がる試合するのでよろしくお願いします!」と決意を語っている。
石田は、柔道流の投げを得意としており、腰の柔らかさでダブルレッグやシングルレッグを切ってきたパン・ジェヒョクを腰に乗せて投げて押さえる可能性は十分にある。
その組みの展開から押さえ込みを有効活用することで、石田の打撃が活きて番狂わせを起こす可能性のある、要注目の準々決勝になることが期待される。
◆7.12 GLADIATOR CS 決定カード
▼GLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメント準々決勝 5分3R
松嶋こよみ(imaginary)
ソドノムドルジ・プレブドルジ(マザーライ・ファイトセンター&シレンベーリ・ファイトセンター/モンゴル)
▼Progressフェザー級選手権試合 5分3R
竹内 稔(カルペディエム)王者
上久保周哉(TRI.H studio/頂柔術)挑戦者
▼バンタム級 5分3R
テムーレン・アルギルマー(マザーライ・ファイトセンター&シレンベーリ・ファイトセンター/モンゴル)
南 友之輔(BRAVE GYM)
◆7月7日(日)『GLADIATOR027』全試合順