2024年6月28日(金)タイ・ルンピニースタジアムにて開催された『ONE Friday Fights 68』のコー・メインにて、フライ級(-61.2kg)ムエタイ3分3Rで6連勝中だったゴントーラニー・ソー・ソンマイ(タイ)を判定3-0で破ったスーパーレック・キアトモー9(タイ)が試合後インタビューに答えた。
スーパーレックは2024年1月、ONE日本大会で武尊の挑戦を受け判定3-0で勝利、ONEフライ級キックボクシング王座の防衛に成功した。現在12連勝中。戦績は138勝29敗4分。9月6日(日本時間7日)米国コロラド州デンバーのボール・アリーナ『ONE 168: Denver』にて、一階級上のONEバンタム級(-65.8kg)ムエタイ世界王者ジョナサン・ハガティ(英国)のタイトルに挑戦することが決まっている。
武尊のボディキックを見て学ぶことがあった
――今日の試合のパフォーマンスに満足していますか?
「勝利できて嬉しいですが、100%満足しているわけではありません。まだまだ改善の余地があると思いますので、これからも練習して常に成長していきたいです」
――自分を世界最高のストライカーだと考えていますか?
「いいえ、全くそうは思いません。自分より優れた選手はたくさんいると信じています」
――ゴントーラニーは強敵でしたか?
「思っていた通り簡単な試合ではありませんでした。もちろん僕らが戦っているのは世界の舞台なので、どんな試合も簡単ではないです。ゴントーラニーとは長い付き合いで、5ラウンドのムエタイで戦っていた頃から知っています。彼は非常に強い選手です。今日の彼のパフォーマンスは自分の予想を超えていました」
――前回の武尊戦で学んだことは。
「毎試合、学ぶことがあります。自分の試合をよく見返して、新しいことを学びますね。あの試合を見返して学んだこともあります。武尊のボディキックを見て学ぶことがありましたね」※実際、今回の試合で三日月蹴りのような蹴り方をしていた。
――10連勝を果たした次は、ONE 168:デンバーでは階級を上げてジョナサン・ハガティーと戦いますね。
「ハガティー戦に向けて自信に満ちています。自分の勝利を心から信じています」
――今回はフライ級でしたが、次戦はバンタム級ですね。どんな戦いになると思いますか。
「この試合でファンの皆さんが見たものとは全然別のものになると思います。ゲームプランも違いますし、前に出ていく試合になると思います。楽しくて面白い試合になるでしょう」
――アメリカで試合をするのは初めてですが、そのことについてどう感じていますか。
「アメリカでもっとファンを増やしたいですね。そして、勝利を掴みます」
――ロッタン・ジットムアンノンとの再戦について考えていますか?
「それはチャトリ会長次第ですよ。再戦が必要だと判断されれば、そうなるでしょう」
――ご自身もロッタンもサッカーをプレーしますが、どちらが上手ですか。
「同じくらいですね(笑)ロッタンと試合をしたのはどれもガチンコ試合ではなくて、フレンドリーマッチだったので。でも、どっちも同じくらいのレベルだと思いますよ」
――ファンへのメッセージを。
「ファンの皆さんには引き続き応援してもらえたら嬉しいです。デンバーでの試合を楽しみにしていて欲しいです。いつも皆さんのサポートに感謝しています!」