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【UFC】ペレイラがプロハースカを左ハイTKO! オルテガ欠場でイゲが緊急参戦熱闘もロペスが判定勝ち、ギャリーがMVPに勝利で15戦無敗に、ウォーターソンが引退、鶴屋怜がデビュー戦判定勝ちで10戦無敗に=『UFC 303』

2024/06/30 07:06

『UFC 303: Pereira vs. Prochazka 2』速報

現地時間2024年6月29日(土)、日本時間30日(日)
米国ネバダ州ラスベガス/T-Mobileアリーナ

【メインカード】

▼UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ 5分5R
〇アレックス・ペレイラ(ブラジル)11勝2敗(UFC8勝1敗)※UFC4連勝 204.5lbs/92.76kg
[2R 0分13秒 TKO] ※左ハイ→パウンド

×イリー・プロハースカ(チェコ)30勝5敗(UFC4勝2敗)204.5lbs/92.76kg

 メインイベントにスクランブル参戦を決めたペレイラは、「この試合は非常に接戦で、準備期間に困難があるかもしれないことは理解しているが、もしこれを実現できる人間がいるとすれば、それは私だ!“ポアタン!”私は他の誰も引き受けようとしないようなリスクを負うが、私には先祖が共にあることを知っている。魂は私と共にあり、私はすべての準備が整っています」とコメント。

 対するプロハースカも“完全な嵐”とつけながら「ミスは許されない。ただ、今ここで勝つ」と意気込みを記している。

 GLORY史上初の二階級同時王者で、現UFC世界ライトヘビー級王者&元UFC世界ミドル級王者のアレックス・ペレイラ(36)は、UFCライトヘビー級転向後3勝0敗。

 2023年11月のイリー・プロハースカ(31)との「UFC世界ライトヘビー級王座決定戦」で2R KO勝ちで王座につくと、2024年4月の前戦でジャマール・ヒルを1R、左フックでKOに下し、初防衛に成功している。

 対するプロハースカは、元RIZINライトヘビー級王者で、2022年6月にペレイラの師匠グローバー・テイシェイラを5R リアネイキドチョークで下してUFC同級王者に。負傷による王座返上後、ペレイラと王座決定戦でKO負け。2024年4月の前戦でアレクサンダル・ラキッチを2R TKOに下し、再起を果たしていた。

 先に入場の挑戦者プロハースカ。王者ペレイラはマット上のプロハースカに花道からいつものように矢を放つ。そのペレイラをマット上で待ち構えるプロハースカ。

 1R、オーソのペレイラにサウスポー構えから入るプロハースカ。そこに左カーフを蹴るペレイラ。オーソになるプロハースカに右カーフも打つペレイラ。

 サウスポー構えになるプロハースカはオーソに戻して左ハイ。左から右。ペレイラの右の打ち返しはかわす。左ジャブを突くペレイラは右ミドル! レベルチェンジのフェイントから後ろ手のノーモーシヨンのストレートを狙う。

 ペレイラの左をかわして組んだプロハースカ。金網まで押し込むとペレイラはボディにパンチ。右で差し上げクラッチを組むが、ペレイラは右手で顔にパンチ。ともにヒザを突き、ペレイラが突き放す。

 左ジャブで前に出るペレイラは右ストレートもかわすプロハースカだが、右カーフを2つもらう。さらにペレイラは左フック! プロハースカの左の前進に合わせて下がりながらダウン奪うもホーン。

 2R、プロハースカのダメージはいかに。オーソからペレイラは細かくスイッチして左ハイ! ミドルの蹴りをすくいに行ったプロハースカだが、その上を左足がテンプルをとらえ、プロハースカが後方にダウン! パウンドでレフェリーが間に入った。無意識に立ち上がろうとするプロハースカだが、試合は決着。2R 0分13秒 TKO勝ちでペレイラが王座防衛に成功した。

 試合後、ペレイラは「(短期間だったが?)勝つと言っていた。どう勝つかは分からなかったが予定通りだった。(今後について)今回のようなこともあるから機会を掴んでいくだけ。(ヘビー級は?)将来そうなるかもしれない。UFCが望むなら。ファンが望むように。ファンがお金を払ってくれるから。シャーマ(炎)はポジティブにもネガティブにも使える」と語った。

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