実はワン・チンロン(左)の妖精姿もラベルにプリントしていたMelty
2024年6月30日(日)東京・後楽園ホール『RISE 179』の前日計量&記者会見が、29日(土)都内にて行われた。
今大会唯一の女子マッチにして国際戦として行われる、第2試合 ミニフライ級(-49kg)3分3Rで対戦するMelty輝 (team AKATSUKI)は48.8kg、ワン・チンロン(台湾/TKBA/PUNCHUP)は48.2kgでそれぞれ計量をパス。
“台湾の妖精”の異名を持つチンロンは、ぱんちゃん璃奈を苦しめて名を挙げたが、2024年1月のRISE初参戦では小林愛理奈にKO負け。「前回試合に負けて悔しくて、復讐の気持ちを持って帰ってきました」と、RISEへのリベンジを果たす気持ちで来たとする。
RISE初参戦で当時フライ級4位のYAYAウィラサクレックを破るも、小林愛三の対戦相手に抜擢されたが判定負け、11月も宮﨑若菜に敗れ連敗中のMeltyは「11月に負けてからずっと試合が決まらなくて、負けることってこいうことなんだなって実感しました。同じジムの選手たちの試合が決まって勝っていく中で、自分は試合も決まらずに今日まで来ました。明日は悔しい想いをしてきたので結果を残せるように頑張ります」と、声を震わせながら悔しさがにじみ出るようなコメント。
しかし、「私、キャバ嬢だったのに一番媚びを売る人を忘れていて。伊藤代表、相合い傘のオリシャン作ってきたのでこれからよろしくお願いします」と、自分と伊藤隆RISE代表の写真がラベルに入ったオリジナルシャンペンを取り出して爆笑を誘った。
互いの印象を聞かれると、チンロンは「第一印象は、彼女の顔がシリコン顔なので。頑張りますので綺麗にしてあげましょう」と、なんとシリコンを入れた顔=整形した顔をもっと綺麗にしてあげると挑発。これには場内からどよめきが起こる。
するとMeltyは「初めて彼女を見たのはぱんちゃん選手と戦った時の試合を見ていて、この子凄い前に来る選手だなと思いました。team AKATSUKIの男性も、良太郎さんが『どっちがかわいい?』と聞いてみんなワン選手だと言っていて、私の味方は誰もいません」と、同じチームの仲間たちもチンロンがかわいいと言っていて孤立したと吐露。
続いて「私の推している選手が花岡竜選手で、同じ大会に出れて嬉しいです。花岡選手に『Meltyかわいいよ』って言ってもらえたら私は頑張れます」と言うと、花岡から「かわいいよ」との声が飛び、Meltyは笑顔を輝かせて「頑張ります」とパワーをもらったようだった。
そして最後に「整形で1000万円かかっています」と、チンロンの挑発にそれがどうしたと言わんばかりに言い放った。
また、持参したオリシャンは試合後にどうするのかと聞かれたMeltyは「伊藤代表、一緒に飲んでくれますか? 同伴、シャンパン、でもアフターは無しでお願いします」と提案、伊藤代表は戸惑いを隠せなかった。