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【INVICTA FC】大島沙緒里と東よう子が計量パスも、東の相手ガルダードが体重超過、YouTube 160円配信も=6.28 カンザスシティ

2024/06/28 11:06

東よう子がバンタム級計量パスもガルダードが体重超過

▼バンタム級 5分3R
テイラー・ガルダード(米国)4勝2敗 137.4lbs/62.32kg ※体重超過
東よう子(日本/Me,We)8勝4敗 135.5lbs/61.46kg
※ガルダードは25%の罰金

 大島同様に柔道ベースの東は、PANCRASEで5勝2敗後、2022年5月のDEEP JEWELSでのKINGレイナとの再戦で連勝。DEEP JEWELSフェザー級王者となった。2022年11月のDEEP JEWELSではバンタム級でダイヤモンドローズに3R TKO勝ちで4連勝をマーク。

 2023年4月にPFLに「フェザー級」で参戦を決めると、2023年4月の初戦で、ロシアのマリナ・モクナトキナ(ロシア)に2R TKO負け。その後、アトランタのATTでの出稽古も経て、2戦目でオレーナ・コレスニク(ウクライナ)に接戦も判定負けで予選突破ならなかった。今回のInvicta参戦はバンタム級戦。ライト級でも戦っていた対戦相手のガルダードが体重を作れるか懸念されていたが、計量結果はガルダードが体重超過。25%の罰金も、東にとっては厳しい判断を迫られたことになる。

 対戦相手のテイラー・ガルダード(米国)はMMA4勝2敗で東のちょうど半分のキャリアだが、過去にInvicta Phoenix Seriesバンタム級で1R制のワンデートーナメントを勝ち上がり、決勝でタネイシャ・テナントに判定負けで準優勝。

 その後、PFLでは女子「ライト級」に出場。3戦をいずれも判定で勝利し、決勝でケイラ・ハリソンに右オーバーハンドをヒットさせるも、2Rに腕十字で敗れ、100万ドル獲得はならなかった。

 しかし、初戦で後に東が敗れたコレスニクに判定勝ち。相手のがぶりにシングルレッグからトップを取り、2Rにはダブルレッグテイクダウン、さらに3Rにはかんぬきスープレックで投げて上を取っている。1発の重さと圧力のあるガルダードが、さらに体重超過で最後の厳しい減量をパスしなかったことで、東にとってはその重さがどう影響するか。

 2023年7月の前戦『Tuff-N-Uff 132』ではジャッキー・カタリーネに3R TKO勝ち。それ以外はすべて判定勝ちという際で競り勝つガダードのバンタム級+600gでの参戦は、対海外での適正階級となる東にとって、難敵となるだろう。

メインは元UFCベルナルドがバンタム級初防衛戦、元Bellatorルビンが挑戦

 なお、同大会のメインイベントは、元UFCファイターのタリタ・ベルナルド(ブラジル)と、元Bellatorのオルガ・ルビン(イスラエル)のInvicta FCバンタム級選手権試合(5分5R)。

 初防衛戦のタリタ・ベルナルドは2023年1月のInvicta FC 51でタネイシャ・テナントに判定勝ちし、タイトルを獲得した。ベルナルドはUFC1勝3敗でオクタゴンを離れ、OKTAGON 26での判定勝ちを経て、Invicta FC3連勝中。Invicta FC 53では同団体初のバギーチョークを極め、"サブミッション・オブ・ザ・イヤー "に輝いている。

 また、2023年IMMAF女子バンタム級世界王者のジョシアニ・オリヴェイラ(ブラジル)がプロに転向。同じくプロデビュー戦となる米国のゾイ・ノウィキと対戦する。

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