RWS 24 TOURNAMENT2024年6月22日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアム※U-NEXT配信
▼プレリミナリーファイト第3試合 3分3R〇竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)KO 1R×クライジェーンレック・シットクライジェーン(タイ)
竜哉は小学4年生でムエタイを始め、アマチュア時代は約100戦を経験して9本のベルトを巻いた。中1の時にタイでプロデビューを飾り、タイで試合(約20戦)・練習経験を積んで2018年4月に満を持して国内プロデビュー。いきなりWMC世界ピン級王座を獲得して世界王者となった。2019年7月にはタイでIBFムエタイ世界ミニフライ級王座決定戦を制して日本人3人目の同世界王者となり、9月には同じくタイ・ラジャダムナンスタジアムにて日本人として8人目の同スタジアム王者に。
2020年2月にKO勝ちでWPMF世界ミニフライ級王座を獲得。怪我で戦列から離れていたが、2022年12月に約1年ぶりの復帰戦で秒殺KO勝ちした。RWSでは12月にジャバド・モザファリ(イラン)にKO勝ち。2024年3月のコチャシット戦では判定負けしたが、4月のダイレクトリマッチでリベンジを果たした。戦績は35勝(12KO)8敗2分。
7月14日(日)千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで開催される『RWS JAPAN 2024』(U-NEXT配信)ではゲーオナーカー・オーボージョーナコーンパノム(タイ)との対戦が決まっており、今回はその前哨戦となる。
対するクライジェーンレックは12㎝も竜哉より身長が高く、得意の左ミドルで4月に石田ゆうまから勝利を収めている。
【写真】勝利が確定すると、倒れた相手を気遣う竜哉(C)RWS 1R、竜哉は右ローを中心に蹴っていき、クライジェーンレックは左ミドルを蹴り返す。早くも竜哉の左ローに反応を示すクライジェーンレック。奥脇は徹底した右ロー、クライジェーンレックが左ミドルを返してくるとキャッチして投げ捨てる。左ローも蹴る竜哉が左ボディ、右フックも打って行く。
クライジェーンレックは左足を蹴られないようにサウスポーになり、左ミドルを蹴る。竜哉はその蹴り足をキャッチして流すと、素早くコンパクトなモーションでの左ボディを2連打。クライジェーンレックの右フックをもらうが、一瞬おいてクライジェーンレックはダウンして悶絶。そのまま立ち上がれることなく、竜哉が圧巻の初回KO勝ちを飾った。