2024年7月14日(日)千葉・TIPSTAR DOME CHIBAにて開催されるラジャダムナンスタジアムワールドシリーズ(RWS)の日本大会『RWS JAPAN』(U-NEXT配信)第3回大会の追加対戦カードが発表された。
YOHAN(T.K.F)とクリスチャン・ジョセフ(尚武会)の注目の一戦が決定。YOHANは183㎝の長身を武器に、2020年12月20日にはKROSS×OVER初代クルーザー級初代王座を獲得。現在はK-1グループを主戦場に活躍。神保克哉、ダニロ・ザノリニといった実力者の対戦相手に抜擢されるなど、秘めたるポテンシャルは高い。初参戦となる『RWS JAPAN』でもインパクトある戦いを見せるか。
対するジョセフは米軍に所属し、韓国赴任中に現地でプロデビューしている異色ファイター。現在も日本の米軍基地に勤めながらキックボクサーとしても活躍し、BOMを主戦場に。20年には柿沼慶を破りIMCインターコンチネンタルミドル級王座獲得、22年には松島勲也を4RTKOで下してWPMF世界ミドル級王座を獲得と、持ち味のフィジカルでタイトルを奪取している。
また、ジュライ・ウォーワンチャイ(=石井寿来/ウォーワンチャイプロモーション)vs.桂英慈(クレイン)の若手ホープ対決が決定。ジュライは石井一成の甥で、一成と同じくジュニア時代からタイ遠征を重ねて2019年3月にルンピニースタジアムでプロデビュー。その後も日本とタイを行き来しながら戦績を重ね、WMC日本フライ級王者とスックワンキントーンフライ級王者の二冠を獲得。2023年7月、BOMであの吉成名高と好勝負を繰り広げたソンチャイノーイに敗れるまで国内無敗の戦績だった。今年4月には『ONE Friday Fights』でベテランの片島聡志に勝利、6月16日には地元・福岡で開催されたKINGS CUPでKO勝ちし連勝中。
対する桂はWPMF世界2階級制覇王者・一戸総太の愛弟子。桂もジュニア時代には各団体のタイトルを総ナメにし、2019年にプロデビュー。2022年6月には元ジャパンキックボクシングフライ級王者・石川直樹を2RTKOで下し、国内軽量級トップ戦線に名を広めた。前戦となった4月には、NJKFに乗り込み、NJKFバンタム級王者・嵐と引き分けている。桂はプロキャリア初黒星は、ジュライと同門のダイヤ・ウォーワンチャイに敗れた一戦のみ。注目の一戦を制すのはどちらか。
そして、プレリミナリーファイトでは、MMAファイターの山本琢也(パラエストラ千葉)が参戦。山本はGRACHANフェザー級、ライト級の2階級を制し、2021年にはRIZINにも参戦したキャリアを持つ。フィジカルとハートの強さでバチバチの打ち合いも好むことから立ち技競技参戦を熱望する声も大きかったという。アグレッシブな選手が集う『RWS JAPAN』のリングはまさに山本向きのリングといえるだろう。今回対戦する沖縄の新鋭・翁長将健(真樹ジムオキナワ)とどのような試合を繰り広げ、インパクトを残すか。
その他、本戦ではマナオトーン・ルークジャオプラヤー(タイ)vs.WMCインターコンチネンタル・ミドル級王者&第2代BOMミドル級王者J(TSKjapan)のミドル級戦など、注目カードが揃う。