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2024年6月21日(日本時間22日)米国ユタ州ソルトレークシティーハンツマンセンターにて『PFL 5: 2024 Regular Season』(U-NEXT配信)が開催される。渡辺華奈が出場した女子フライ級&ヘビー級に続くリーグ戦2試合目はライト級とライトヘビー級で実施。
4月12日の1回戦に続き、2カ月間隔でのレギュラーシーズン2回戦が行われる。同大会の前日計量では、ライト級でブレント・プリマス(米国・5点)と対戦するソロモン・レンフロ(米国・0点)が体重超過で1点減点。その他選手は計量をパスしている。
【写真】メインイベントはライト級2位のコラードと10位のバーネルが対戦。
ポイント制で争うレギュラーシーズンの勝ち点は、勝利=3P、ドロー=1P、敗北=0Pとなっており、その勝ち方が一本やKOのようなフィニッシュだった場合にはさらに、1Rなら+3P、2Rなら+2P、3Rなら+1Pのボーナス点が加算される。そのため、1RでKO/一本勝利をした選手は合計6Pを獲得し、これを「Quick Six(クイック・シックス」と称し、合計5点は「Fab Five(ファビュラス・ファイブ)」、合計4点は「Fast Four(ファースト・フォー)」と呼ばれている。
各階級2試合を終えた時点で、ポイント上位4名がプレーオフに進出。
1試合目を終えた時点で、ライト級では、マイケル・デュフォート(カナダ)、クレイ・コラード(米国)、ブレント・プリマス(米国)の3選手が5点でトップ3。4位にエルヴィン・エスピノーザ(ニカラグア)が4点、5位にガジ・ラバダノフ(ロシア)が3点でつけている。
注目の元Bellator世界ライト級王者のパトリッキー・ピットブル(ブラジル)は、初戦でクレイ・コラードに2R TKO負けでO点に留まっており、プレーオフ進出のためには、1Rフィニッシュの6点を目指す2戦目となる。
上位3選手はいずれも0点の選手との対戦。4位のエスピノーザは5位のラバダノフと潰し合い。パトリッキーは同じ0点ながら、昨年の準決勝進出者ブルーノ・ミランダとのブラジル対決でビッグポイントを獲得できるか。試合順は、ライト級ではメインのコラードvs.バーネルのひとつ前での登場となるため、ライト級2試合の勝ち上がりポイントを確認した上での戦い方をし、メインの結果待ちとなる。
また、ライトヘビー級では、1回戦で5人が6点を獲得している混戦ぶり。そんななか1位のロバート・ウィルキンソン(豪州)と2位のジョシュ・シウヴェイラ(米国)の2選手が「6点同士の潰し合い」となっている。果たして、ライト級&ライトヘビー級でプレーオフ進出を決めるのは?
【写真】日本時間20日、PFLはウェルター級の“BAKI”こと22歳のビソングール・シャンソウディノフと複数試合契約を結んだことも発表。