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【UFC】マクレガーが負傷欠場で年内チャンドラー戦延期へ、6.29『UFC 303』メインはライトヘビー級王者ペレイラvs.挑戦者プロハースカの再戦に

2024/06/14 20:06
 2024年6月29日(日本時間30日)米国ネバダ州ラスベガスのTモバイルアリーナで開催される『UFC 303』に出場予定だったコナー・マクレガー(アイルランド・35歳)が怪我のため欠場することをUFCが発表。  急遽「UFCライトヘビー級選手権試合」(5分5R)で、王者アレックス・ペレイラ(ブラジル)vs.挑戦者イリー・プロハースカ(チェコ)の再戦がメインイベントとなることが決定した。 『The Ultimate Fighter シーズン31』のコーチ対決として、マイケル・チャンドラー(米国)と対戦予定だったマクレガーは、2021年1月と7月のダスティン・ポイエー戦での2連敗から、左足の脛骨折の手術を経て、約3年ぶりにオクタゴンに復帰予定だった。  この発表に一部では引退報道が流れたが、本誌の取材ではマクレガーの負傷は重症ではなく、米アリエル・ヘルワニ記者も「マクレガー対チャンドラーの新たな日程はまだ決まっていないが、彼らは8月か9月を希望している」と記している。  メインイベントにスクランブル参戦を決めたペレイラは、「この試合は非常に接戦で、準備期間に困難があるかもしれないことは理解しているが、もしこれを実現できる人間がいるとすれば、それは私だ!“ポアタン!”私は他の誰も引き受けようとしないようなリスクを負うが、私には先祖が共にあることを知っている。魂は私と共にあり、私はすべての準備が整っています」とコメント。  対するプロハースカも“完全な嵐”とつけながら「ミスは許されない。ただ、今ここで勝つ」と意気込みを記している。  GLORY史上初の二階級同時王者で、現UFC世界ライトヘビー級王者&元UFC世界ミドル級王者のアレックス・ペレイラ(36)は、UFCライトヘビー級転向後3勝0敗。  2023年11月のイリー・プロハースカ(31)との「UFC世界ライトヘビー級王座決定戦」で2R KO勝ちで王座につくと、2024年4月の前戦でジャマール・ヒルを1R、左フックでKOに下し、初防衛に成功している。  対するプロハースカは、元RIZINライトヘビー級王者で、2022年6月にペレイラの師匠グローバー・テイシェイラを5R リアネイキドチョークで下してUFC同級王者に。負傷による王座返上後、ペレイラと王座決定戦でKO負け。2024年4月の前戦でアレクサンダル・ラキッチを2R TKOに下し、再起を果たしていた。  なお、UFCは6月22日(日本時間23日)の『UFC Fight Night』サウジアラビア大会ミドル級戦に出場予定だったカムザット・チマエフ(スウェーデン)の欠場も発表。2連勝中のイクラム・アリスケロフ(ロシア)がロバート・ウィテカー(豪州)と対戦することを発表している。 [nextpage] 鶴屋怜出場『UFC 303: Pereira vs. Prochazka 2』決定カード 2024年6月29日(日本時間30日)米国ネバダ州ラスベガスTモバイルアリーナ 【メインカード】 ▼UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ 5分5Rアレックス・ペレイラ(ブラジル)10勝2敗(UFC7勝1敗)※UFC3連勝中イリー・プロハースカ(チェコ)30勝4敗(UFC4勝1敗) ▼フェザー級 5分3Rブライアン・オルテガ(米国)16勝3敗(UFC8勝3敗)ディエゴ・ロペス(ブラジル)24勝6敗(UFC3勝1敗)※UFC3連勝中▼ライトヘビー級 5分3Rアンソニー・スミス(米国)38勝19敗(UFC13勝9敗)カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)10勝1敗(UFC6勝1敗)※UFC6連勝中 ▼女子バンタム級 5分3Rマイラ・ブエノ・シウバ(ブラジル)10勝3敗(UFC5勝3敗)メイシー・チアソン(米国)9勝3敗(UFC7勝3敗) ▼ミドル級 5分3Rジョー・パイファー(米国)12勝3敗(UFC3勝1敗)マルク・アンドレ・バリオー(カナダ)16勝7敗(UFC5勝6敗) ▼ウェルター級 5分3Rイアン・ギャリー(アイルランド)14勝0敗(UFC7勝0敗)※UFC7連勝中マイケル・“ヴェノム”・ペイジ(米国)22勝2敗(UFC1勝0敗) 【プレリミナリー】 ▼フェザー級 5分3Rカブ・スワンソン(米国)29勝13敗(UFC14勝9敗)アンドレ・フィリ(米国)23勝11敗(UFC11勝10敗) ▼バンタム級 5分3Rリッキー・シモン(米国)20勝5敗(UFC8勝4敗)ヴィニシウス・オリベイラ(ブラジル)20勝3敗(UFC1勝0敗) ▼フェザー級 5分3Rシャルル・ジョーデイン(カナダ)15勝7敗(UFC6勝6敗)ジェアン・シウバ(ブラジル)12勝2敗(UFC1勝0敗) ▼バンタム級 5分3Rペイトン・タルボット(米国)8勝0敗(UFC2勝0敗)ヤニス・ゲムーリ(フランス)12勝2敗(UFC0勝1敗) 【アーリープレリム】 ▼女子ストロー級 5分3Rミシェル・ウォーターソン(米国)18勝12敗(UFC6勝8敗)ジリアン・ロバートソン(カナダ)13勝8敗(UFC10勝6敗) ▼ヘビー級 5分3Rアンドレイ・アルロフスキー(ベラルーシ)34勝23敗(UFC23勝17敗)マルティン・ブダイ(スロバキア) ▼フライ級 5分3R鶴屋 怜(日本)6勝0敗(UFC0勝0敗)カルロス・ヘルナンデス(米国)9勝3敗(UFC2勝2敗)
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