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【PANCRASE】UFCでケイプを苦しめたドス・サントスに惜敗のリベイロが初参戦、キックから転向4戦無敗の濱田巧と対戦=7月21日(日)立川

2024/06/12 14:06
 PANCRASEフライ級王座戦・伊藤盛一郎vs.ムハンマド・サロハイディノフ、女子フライ級王座戦・重田ホノカvs.杉山しずかが決定している、2024年7月21日(日) 『PANCRASE 346』(立川ステージガーデン)に、フライ級で、注目の国際戦が追加された。 ▼フライ級 5分3R濱田 巧(THE BLACKBELT JAPAN)#2位/2022年NBT同級優勝・4勝ラファエル・リベイロ(ボンサイ柔術)初参戦・7勝3敗  もはや「元キックボクサー」とは言わせない程のMMAファイターに転じた濱田が、世界標準レベルのブラジリアンと対戦する。  濱田は、REBELS軽量級のトップ戦線で活躍し、2019年8月の『K.O CLIMAX 2019』では蓮沼拓矢からバックフィストでダウンを奪って勝利。6戦負け無しのなか、『KNOCK OUT×REBELS』で大崎孔稀に惜敗して連勝がストップ。2019年12月にはREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者・老沼隆斗に挑戦し善戦も判定負け。2020年8月に白幡裕星に敗れ、タイトル戦線から一歩後退したが、BLACKルールで酒井柚樹に延長判定勝ち。初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座決定トーナメント準決勝で心直を右三日月蹴りでKO。2021年9月の決勝で花岡竜に判定負けで優勝ならず。キック13勝8敗1分。  2022年5月にPANCRASEでMMAデビューし、渦巻DATE、伊藤まことを下し、ネオブラフライ級優勝。2023年11月に大塚智貴に判定勝ちすると、2024年3月の前戦では2023年のネオブラ同級王者で3連勝中だった山﨑聖哉と対戦。3R TKO勝ちでMMA戦績を4戦無敗としている。29歳。  ラファエル“Montouro”リベイロは、Rodrigo Seabra Fight/Bonsai Jiu Jitsu所属として、MMA7勝3敗。Jungle Fightで2勝2敗など活躍し、2022年5月には、現UFCファイターのフェリペ・ドス・サントスにスプリット判定負けの接戦を繰り広げている(※サントスはUFC1勝1敗、マネル・ケイプと好勝負も判定負け)。その後リベイロはサンパウロ大会で2連勝中。26歳。  ともにオーソのスタンドで、リベイロは右カーフ、右フック、左ボディと対角の攻撃で立ち合う時間も少なくなく、ドス・サントス戦では、打撃で圧力をかけてケージを背負わせてのダブルレッグ、ボディロックテイクダウン。トップからのパウンドで攻勢となる場面も作っている。  1KO・TKOに比べ3つの一本勝ちをマークしている通り、最後の武器はグラップリング。バックを奪ってのリアネイキドチョークはパームトゥパームの仕掛けも速く、濱田としてはバックを譲りたくない相手だ。スタンドの時間を長くし、得意の三日月蹴りを活かしながら、テイクダウンを切ってトップから削りたい。  ドス・サントスと戦ったリベイロを通して、世界での現在地を確認できる濱田のフライ級国際戦だ。
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