キックボクシング
インタビュー

【RISE】国内最強の挑戦者を迎え撃つ王者・大﨑一貴「3・4Rに注目して欲しい。倒せる技を用意している。全ラウンドを通してしっかり勝ちにいく」

2024/06/10 18:06
 2024年6月15日(土)エディオンアリーナ大阪第一競技場『RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA』のメインイベントにて、RISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチ3分5R無制限延長Rで同級1位・政所仁(魁塾)の挑戦を受ける王者・大﨑一貴(OISHI GYM)のインタビューが主催者を通じて届いた。  大﨑は2020年2月からRISEに参戦し、9月に田丸辰を破ってスーパーフライ級王座を奪取。2022年10月には「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」優勝者・風音に判定勝ちして53kg最強を証明した。2023年4月、ISKA世界王座決定戦でKO勝ちし、念願の世界王者に。2023年7月に開幕した「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」では準決勝で田丸辰に判定2-0で敗れ、19連勝がストップ。2024年3月にはジラリー・キャルービーを破り、ISKAオリエンタルルール世界フライ級王座の初防衛に成功している。戦績は43勝(22KO)6敗2分1無効試合。 自分が勝った姿しか想像していない ――決戦まで目前となりましたが調子はどうですか? 「調子も良くて気合いも入ってるので、試合が楽しみです」 ――最近はOISHI GYM勢がすごく調子良いですね。 「みんな勝っていて、僕の試合に繋いでくれているので僕も負けられないです」 ――その中でもこの前のRISE178では弟の大﨑孔稀選手が良い勝ち方をしましたが、刺激は受けましたか? 「孔稀に限らず一緒に練習している仲間たちの試合を見るとみんな良い勝ち方をしているので、すごい刺激になります」 ――挑戦者の政所仁選手の最近の活躍についてはどの様に見ていますか? 「前回闘った時よりも強くなっているなという印象です」 ――その強くなっている政所選手よりも大﨑選手自身は4年前と比べて、どういうところが進化していると思いますか? 「僕もあれから強い選手と闘って勝ってきているので、そういったところや気持ちの強さは勝っていると思います。今回もしっかり勝ちにいきます」 ――去年の7月以来KOがストップしていますが、その辺はどう考えていますか? 「KOを狙いすぎて力が入っていたので、今回はKOできる技もあるのでそういうので狙いつつ、とにかく勝ちにこだわりたいです」 ――何ラウンドくらいに注目したらいいですか? 「3、4ラウンドくらいですね」 ――延長ラウンドに行くことはないですか? 「それはないです」 ――最近、年に1回は試合をしている大阪という舞台はどうですか? 「そんなに東京と大阪で変わりはないですね。僕大阪で負けていないので、縁起的にはすごく良いですね」 ――名古屋からだと大阪の方が近いですよね? 「そうですね。今回たくさん応援に来てくださるので、そういった方々のためにも勝った所を見せたいです」 ――ビッグマッチで自分がメインイベントでタイトルマッチをやるというシチュエーションはいかがですか? 「何回かやらせてもらっているので、そこに関してプレッシャーとかは感じていなくて、自分が勝った姿しか想像していないです」 ――今回の試合、弟の大﨑孔稀選手からはどんなことを言われていますか? 「特に言われるとかはないですけど、孔稀の試合が終わってから一緒に練習やミットを持ってもらっているので、対策も練習もしてくれているので心強いです」 [nextpage] 試合をやった時にどこを突いてくるのか楽しみ ――政所選手を見ていると、風音戦をきっかけに覚醒して波に乗った感じがしますが、大﨑選手から見て何が変わって強くなったと思いますか? 「体の部分でパワーがついて倒せるようになっているので、それで自信がついている印象ですね」 ――技術面では大きな変化はないですか? 「テクニックの部分でいうとそんなに変わりはないですね」 ――政所選手の方は「自分はなんでも倒せる。大﨑選手よりも引き出しがある。」ってことを仰っていたんですけど、それについてはどう思いますか? 「引き出しは政所選手の方が多いんじゃないですかね。でも僕も倒せる技を用意していますし、今回は対策を立てて練習をしているので、充実しているし調子が良いので自分でも試合が楽しみです。 ――政所選手が他にも「大﨑選手は隙が分かりやすい。」と仰っていたのですが、その心当たりはありますか? 「今練習している部分はそういったところを改善するようなトレーニングをしているので、試合をやった時にどこを突いてくるのか楽しみではあります」 ――先ほど倒すラウンドとして、3、4ラウンドと比較的後半のラウンドを挙げていましたが、どのようなシチュエーションを想定しているんですか? 「政所選手は後半あまり強くないかなと思っているので、そこで自分の技を出して倒せれば良いなと思っています」 ――ということは大﨑選手が削っていく様な展開となるのか、それとも政所選手の持ち駒を全部出させて大﨑選手がとどめを刺すというイメージなんですか? 「一応どちらも練習していて、警戒している技もありますし自分が当てに行く技も何種類も用意しているので、全ラウンドを通してしっかり勝ちにいきます」 ――倒すこともできるし、判定に持ち込まれても勝てるということですね。 「そうですね」 ――自分の防衛には万全の自信があるんですね。 「あまり防衛をするという考えはないですが、勝てばベルトは勝手についてくるので、とにかく勝つことを意識して日々練習しています」 ――ちなみに現在のRISEのスーパーフライ級を見渡して、やっぱり政所選手が大﨑選手の中でも最強のチャレンジャーですか? 「この間のトーナメントでもめちゃくちゃ良い勝ち方をしていて、政所選手が一つ抜けているんじゃないかなと思います」 ――これに勝ったらRISE内では敵無しと言っても良いくらいだと思いますか? 「そうですね。今後世界の強い選手と試合をしていきたいので、ここで負けていられないですし、しっかり勝って大﨑一貴は強いんだぞっていうところを見せたいです」 ――最後にファンの皆さまにメッセージをお願いします。 「6月15日は必ず勝って防衛して強いところを見せるので、ぜひ会場やABEMAで応援をよろしくお願いします」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.332
2024年5月23日発売
特集「格闘サマーウォーズ」では堀口恭司vs.ペティス再戦、『超RIZIN.3』朝倉未来vs.平本蓮プレビューや、平良達郎、鶴屋怜、渡辺華奈、野杁正明、海人、クレベル、鈴木千裕の大一番に迫る!
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント