タイトルマッチ中止の亜維二(左)が凱旋帰国の城戸とエキシビションマッチを行う(C)NJKF
2024年6月2日 (日)東京・後楽園ホール『 NJKF CHALLENGER 2024 3rd』にて、第6試合のNJKFウェルター級タイトルマッチで同級1位・亜維二(新興ムエタイジム)との対戦が決まっていた王者・青木洋輔 (大和ジム)が欠場。
代わって城戸康裕 (谷山ジム)が名乗りを上げ、亜維二とスペシャルエキシビジョンマッチ3分1Rを行うこととなった。
【写真】5月、-75kgと重い階級で中国のスーパースターをKO、5度目の王座に就いた城戸(C)城戸康裕
城戸はK-1 WORLD MAXで魔裟斗、佐藤嘉洋らと日本の主力選手の一人として活躍し、2008年の日本代表決定トーナメントでは優勝。その後もKrush、K-1で活躍し、2019年3月のK-1ウェルター級タイトルマッチでは敗れたが、元々の階級であるスーパー・ウェルター級に復帰すると連続KO勝ち。2022年12月にK-1との契約満了を発表すると、2023年1月には皇治がプロデュースする『NARIAGARI』に出場し、高橋幸光とドローに。2023年5月のRIZINに初出場するもRISEランカーの木村“ケルベロス”颯太に判定で敗れた。
9月にはタイ・ラジャダムナンスタジアム『RWS』でムエタイ界の世界的スーパースターであるブアカーオ・バンチャメーク(タイ)と対戦し、偶発的なバッティングで城戸が大流血したため試合は3Rに無効試合となった。12月には『Super Bigbang』で草・MAXにハイキックでKO勝ち。そして2024年5月、香港で中国キックボクシング界のスーパースターである一龍とSPACE ONE世界-75kgタイトルマッチで対戦。見事初回KO勝ちでタイトルを奪取。41歳にして5本目のベルトを獲得した。戦績を57勝(28KO) 25敗1分1無効試合。