記者会見で「負けたら引退」を宣言した所
2024年5月24日(金)都内にて記者会見が行われ、7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『超RIZIN.3』の追加対戦カードとして所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)vs.ヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)のバンタム級(61.0kg)5分3Rが発表された。
会見の席上、所は今にも泣き出しそうな表情で「さっき言いそびれたんですけれど、今回負けたら引退します」との決意を宣言。その後、自身のSNSには「対戦相手はヒロヤ選手です。向かい合った瞬間、肌ツヤなど本当に充実してる表情をしていました。相手にとって不足なし。今回ほど格闘技が好きで勝ちたいと思うことはありません。応援お願いします!」と投稿した。
長年にわたって国内MMAを盛り上げて来た所も46歳。2020年大晦日に太田忍から勝利を収めて以降は、神龍誠、ジョン・ドッドソン、アラン“ヒロ”ヤマニハに3連敗を喫している。
この宣言を受けて、パンクラス3階級制覇の砂辺光久は「負けたら引退だって…勝って青春を続けましょう。貴方はスターなんだから」とSNSを通じてメッセージ。所は「砂辺さん、ありがとうございます! 勝って青春続けたいです! 沖縄から練習来ていただけるの、ホント嬉しいです!」と返答した。
練習仲間であり、7月21日(日)『PANCRASE 346』にてムハンマド・サロハイディノフとのタイトルマッチが決まっている伊藤盛一郎は「7月一緒に勝ちましょう!」とメッセージ。所は「必ず! また練習よろしくお願いします!」と共に勝利を誓った。
そして、盟友である金原正徳は自身のSNSにて「所英男をみんなで勝たせる! やめさせない」と全力でサポートすると告げた。