芦澤の素手パンチで左の頬を腫らした皇治だが「キスマーク付けてきましたやん」
2024年5月24日(金)都内にて記者会見が行われ、7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『超RIZIN.3』の記者会見が行われた。
バンタム級(-61.0kg)5分3Rで、芦澤竜誠(フリー)vs.皇治(TEAM ONE)のMMAルールによる再戦が決定したが、因縁のある両者は舌戦を展開。皇治が前蹴り、芦澤が顔面パンチと大乱闘に発展し、芦澤は「ベアナックルでやらせろ。あんなヤツとMMAでやってもしょうがねえだろ。超RIZINで俺と皇治のMMAの試合見てえのか。見たくねえだろ。MMA素人同士の試合を見たくないだろ。そんなの大阪かどっかでやればいいんだよ。俺は今回盛り上げてえんだよ。べアナックルで盛り上げようぜ」と、ベアナックルファイトでの対戦を要求した。
乱闘は収まらず、両者はそれぞれ退場させられたが、しばらくして皇治は会見場へ復帰。「めちゃキスマーク付けてきましたやん」と、芦澤に殴られて腫れた頬をさすりながら「まあ、最高のエンターテインメントを見せて、それ以上の試合をしますよ」と、会見以上に盛り上がる試合を見せるとコメントした。
さらに「俺、べアナックルほんまに強いですよ、多分。だって今、なまずのこれ(アザ)キスマークかなと思うくらい何ともなかったもん。だから俺、ベアナックルさせたらもしかしたら強いかもしれん。俺の天職を(榊原)社長が持ってきたかもしれんですね」と、打たれ強い自分はベアナックルファイトに向いているのでは、という。
続けて「(芦澤は)死んでまうんちゃいます、彼。俺なんにも痛くなかったですよ。あえて不利なルールで来たなと。でも彼はどう思っているか知らないですけれど、ビビってるんじゃないですか。だって彼がMMAやり始めたから俺MMAに来たのにね。それでMMAやらんってどういうことやって話ですよ。結局ボクシングみたいなもんじゃないですか。なんじゃそれっていうね。ビビッてんじゃないですか。自信ないちゃいます」と、芦澤にリベンジするためMMAに転向したのに、MMAで戦わないとはどういうことかと疑問を投げかける。
両者がベアナックルファイトで対戦する可能性を聞かれたRIZIN榊原信行CEOは「よく分からないですね。1回芦澤竜誠と落ち着いたところで話をしてみたいと思います。ただ、いずれにしてもこの試合を成立させる形の中で、僕はMMAでお互いMMAにチャレンジしてお互い切磋琢磨していくうえで言うと、今のレベルで言うとほぼスタートしたタイミングも同時でMMAに転向してチャレンジしているわけなので、お互いいいライバルになっていくうえで言うとちょうど手が合うんじゃないかと思いますけれどね」と、MMAで対戦した方がいいとする。
「でも、いずれにしても皇治とも話をしないといけないし、芦澤選手とも話をして落としどころを決めたいなと思います」と両者の意見を聞くとすると、皇治は「社長、僕、言うても負けてるんでね、向こうがベアナックルがええ言うんやったらそれでもええですよ、全然。素手でド突き合うなら。いいですよ」と、ベアナックルファイトでも受けるとした。
また、平本蓮からSNSを通じて「8月ベアナックルやろうぜ」とのメッセージを受け取ったことについて聞かれると「相変わらずモテてしゃーないですね。いいんじゃないですか。彼がみくるんに勝って、俺がなまずんに勝ったら、やったらいいんじゃないですか」と、超RIZIN.3でお互いが勝ったらやってもいいと回答した。