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2024年6月30日(日)『PANCRASE 344/345』ニューピアホール大会の追加カード(※344/345大会の振り分けは後日発表)が発表された。
▼ミドル級 5分3R
内藤由良(リバーサルジム横浜グランドスラム)第15代同級王者 5勝
ディラン・オサリバン(米国/キルクリフFC)佐藤天推薦 5勝1敗 Dylan O'Sullivan
2年以上ぶりに試合となる第15代ミドル級王者・内藤由良の相手が決定した。PANCRASEウェルター級で活躍し、UFCで7戦を経験、現在はフロリダのキルクリフFCで練習を積む佐藤天が推薦する同門のストライカー、ディラン・オサリバンだ。
身長185cm、29歳のオサリバンはMMA5勝1敗。4KO・TKO・1SUBはすべて1Rでフィニュシュしている強打者だ。
推薦者の佐藤は、「ディランとは以前のルームメイトで、3年ほど一緒に生活していました。長いリーチからの多彩な打撃が武器のストライカーで、フィニッシュ率100%。UFCを目指す選手の1人です。ディラン、内藤選手共に負けられない戦いなので激戦必至です!」と期待を寄せている。
内藤は、8歳からピーズラボ横浜でちびっ子レスリングを始め、鈴木みのる、大石幸史、アライケンジ、佐藤光留らパンクラスイズムの選手たちからレスリングを学び、プロMMAの全試合をPANCRASEで戦ってきた。
5月14日の参戦発表会見で、「世界で戦っていく準備等々、紆余曲折いろいろあった2年でした。最後にPANCRASEで試合してから2年。今年中にはUFCに参戦出来るように、第1ステップとして今回、しっかり倒して世界に出たいと思います」と、「国内最後の試合」をクリアして、海外に挑戦する意向を示していた。
また、対戦相手については海外選手を希望し、「どんな選手か分からない状態で、自分の力がどれだけ出せるかっていうのが今回のテーマだと思ってます」と語っていた。
内藤より2cm高い長身オーソから、右ストレートを武器とし、左ボディ、左の蹴りも繰り出す打撃フィニッシャーのオサリバンを、内藤はクリアして海外挑戦へと向かえるか。